あだ名の由来とコピーライトのセンス
人についたあだ名や呼び名って自然発生的に付いたものだし、その由来って聞いてみるとなるほど納得で面白いものが多い。
中学高校と特徴のあるあだ名の人も多かった。同級生や先生、思い出してみるとホントによくこんなあだ名が、と思うものがあったりする。思い出すままに書いてみる。
まさお→中学の時の社会科の男性教師。本名は「英一」。フィンガーファイブの正男に似ていたから。
↑正男は右下のおにーちゃんね。確かに似てた記憶が(笑)
ショーケン→学校に住み着いた野良犬の名前。「しょうけ○」と言う学校名だったのでそこに住み着いた犬だから「しょう犬」
メサイヤ→キリスト教の学校で、朝の礼拝の時にヘンデルのメサイヤの解説をしていたから。
きいろ→兄の同級生のあだ名。転校して来た当日に黄色い服を着ていたから。ちなみに男子です。
恍惚ライダー→「恍惚の人」という本が話題になった当時、老齢の先生で通勤にバイクを使っていたから。
スピッツ→職場でアルバイトしていた男子大学生。髪型がスピッツの草野マサムネに似たマッシュルームカットだった。
あべと→本名「阿部朋子」。あいうえお順のクラス名簿で同じ苗字が複数いる時に「阿部(と)」と書かれていたりしたから。
もっこ→音楽の教科書に載っていたどこかの地方の子守唄。その歌詞の中で「寝ない子は山から『もっこ』という妖怪が来てお前をさらっていくぞ」という内容が歌われていて、クラスのちょっと変わった女子についたあだ名。
あとはあだ名ではないが、企業の商品につける名前やキャッチコピーもセンスが問われるし、その企業の姿勢まで垣間見えるような気がする。
小林製薬という会社がある。ここの商品のネーミングがちょっとダサいけど分かりやすくて覚え易く、そこはかとないユーモアを含んだもので、耳にするとなんだか楽しい気分になる。この企業のネーミングは成功していると思う。
↑「ハウメル」ってなんだよ(笑)孝太郎兄ちゃん、いい味出してるな。
逆に大企業なのにこのキャッチコピーはひどい、と思ってずっと納得行かないのが、住宅メーカーの○キスイハウスのもの。
「家に帰れば ○キスイハウス」
ってコピー。耳にする度に「へっ、なんだよ、このどうしようもないセンスのカケラもないコピーは……」と思うのだ。大企業だし、宣伝には日本でも一流、トップクラスの才能を持った宣伝マンとかコピーライターが集まって、総力をあげて作ったCMだと思うのだ。だけとこのコピーは何?
↑HPの一部をお借りしました。おしゃれで洗練され、高級、最新のイメージをここでは強調していますね。
「家に帰れば〜」のコピーは、イメージの広がりも多くの人が家に求める安心感や豊かさ、温もりも感じられない。つまらないし練られてない。それとも考え過ぎて変なところに落ち着いちゃったのかな?センスのないトップの一言でせっかく作り込まれた企画がぶち壊し、ってこともあるんですかね?とにかくこのコピーを耳にすると「もっと言葉の感覚磨けや❗️」と強く思う。人のことをとやかく言える程、言葉の感性が鋭い訳でもないただの消費者なんだけど。
例えば、だ。このコピーの一部変えて
「家に帰ろう、○キスイハウス」
としたらどうだろう。だいぶ感じが変わると思うのだが。
外で毎日忙しく働いている。外では大変な事もツラいこともある。たけど家に帰ると家族が待っている。家には家族も居るし温かい食卓もそこにはある。その温かく安心して過ごせる自分の家は○キスイハウスの家なのだ。その自分の守るべき愛する者達のために自分は頑張る!大変な毎日だけど自分は幸せだ…………❣️
そんな風にCMを見ている人に思わせられたら、成功じゃないか。と言うか、広告のプロならばそこまでイメージを広げられるコピーを考えるべきじゃない?「家に帰れば○キスイハウス」ではそんなイメージは全然湧かない。出来なければCMとしては失敗だよ。
な〜んてことを1本のCMを見て考えた。ワタシってやっぱりすごくヒマなんだな(笑)
あ、それでね最初に出した「もっこ=ちょっと変わった女子のあだ名」、それって中学生の頃のワタシの事です(爆)
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