![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/95459892/rectangle_large_type_2_0c084d54fca76b58f7690e238c252144.png?width=1200)
度を過ぎた清潔好きが人間を殺す
……とみけ子は思っているんだよね。「あんまりにも清潔、潔癖なのはどうなのか?」って内容なので、合わない方はスルーをお願いしますね。
臭わないとか、フローラルの香り、とか洗濯したてがずっと続く、とか言うモノはコワイと感じるんだよ。私は正直
それは 「毒」
だと思う。身近にそう言うにおいがするのがイヤだ。気持ち悪い、嫌悪を感じる。危険なにおいだと感じる。
以前一度noteにも書いたが、この時と全く同じ考えだ。
自分は通勤に公共交通機関とかはほぼ使わない。自転車ばかりなのでたまにバスや電車に乗ると、車内に漂う一見良い香りに「うげ〜っ‼️」と気持ち悪くなるのだ。人工的で強烈なニオイ。これを良い香りと思って使っている人もいるってことに驚く。
こういうニオイに慣れてしまって、何だかこのニオイは変だ、オカシイって思わないんだろう。感覚が鈍っている?
だけど自分も他人のことは言えない部分もあるよ。自分は水道水のカルキ臭いニオイが分からない。そう言うのを感じられないのだ。鼻のせいなのか、味覚のせいなのか分からない。
だけど❗️人工的な合成されたニオイは「化学物質過敏症」という、とても大変な治療法もない病につながっている。かなり由々しき問題なのだ。ニオイは空気中に漂っているし、呼吸をする限りはその場に漂っているニオイという化学物質を吸収しないことは出来ない。
確かにね、人間や生き物の体臭で耐えがたい悪臭もあるんだよね。
登別のクマ牧場の強烈な獣臭さ。脇の下のニオイがキツイ人。歳をとってくると、特有の老人臭さがたまらなく気持ちが悪い時もあるよ。
自分もね、要介護の年寄りと暮らしていた時はこのニオイには悩まされたよ。
だけどさ、ただ気持ち悪いだけの生物的なニオイと人工的なフローラルな香りとでは、根本的に組成から違うでしょ。
![](https://assets.st-note.com/img/1673534279883-xBuiE88HYK.png?width=1200)
生き物が発するニオイは、その生き物が必要があって身につけたものだ。繁殖のための性ホルモンのニオイだったり、保護が必要な幼い子ども特有のニオイや歳を取っていることを知らせるニオイ。それらは生き抜くために必要で身につけたものなのだと思う。一概に「クサイ」と排除していいとは思えない。
その生物の特有のニオイを全部排除する方向って、人間が生き物として存在すること自体を否定することに繋がっているのではないか。
生物のニオイを嫌ってそのニオイを消す、または違うニオイでカバーする。消毒や殺菌などもその一環として社会に広く浸透している。滅菌や消毒で病気が防げる?健康になれる?それは本当かね?
どうも、生物特有のニオイを嫌悪し、何もかも清潔で消毒滅菌。そんな流れが生き物としての人間を殺す方向に向かっている気がしてならないよ。危険だよね。
こういう流れを全否定する気持ちはない。自分も多少は利用しているしね。でも、度を過ぎた清潔好きが人を幸せにするとはどうしても思えないのだ。
洗剤などはできるだけ自然由来のものを使う。重曹やセスキ炭酸ソーダも掃除洗濯に使う。使っているうちにニオイが気になるならば熱湯消毒でもすれば済む。
昔からあるもので何とか出来ないか、今一度立ち止まって考えたい。正体の分からない化学物質が自分の周囲に溢れて、自分の命が脅かされてしまう前に。
いいなと思ったら応援しよう!
![櫻井みけ子久美](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/26424346/profile_1afa25caaa190f980ff008c5cef58e2c.jpeg?width=600&crop=1:1,smart)