お気に入りのカフェでGに遭遇した話(笑)
2〜3年前の出来事です。虫のキライな方は読まないでスルーして下さいね。
私の住んでいる地元にお気に入りのカフェがある。明るくて外の景色が楽しめ、外スペースでお茶を楽しむ事も出来る。そして供される飲食物もとてもオシャレで美味しいのだ。
みけ子はちょっとゆっくりしたい時、自分一人で時間を過ごしたい時は決まってここに行く。そういうお気に入りで特別な場所だ。
数年前のある時、この時もみけ子は一人でこのカフェに出かけた。仕事が一段落ついてちょっと時間に余裕が出来て「美味しいスコーンをゆっくり食べたい」と思ったから。
その日は平日で、でもその人気のカフェは土日でなくとも混んでいる時も多い。いつもよく座る場所が空いておらず、窓に近い席に座った。よく座るお気に入りの席でなくとも、その席は窓の外の風景が楽しめる見晴らしの良い席だった。
注文してスコーンが届き、紅茶と共に味わって食べ外の景色を眺めてゆっくりしていたところ、視界の角にすすすっと動く何か黒いモノが‼️
うおっ、Gさまだっ❗️
窓の直ぐ下、私の座っている席に平行するように左から右へ!かなりの大きさ。有に5センチ以上はある。うへっ、こっちにこないでよっ!
席に平行に移動していたGさま、そのまま自分の居る位置から離れて行ってくれれば、何も問題はない。
みけ子は上品なお嬢さまだが、現役の若いお嬢さまではない。スイも甘いも味わった年季の入ったお嬢さまである。だから突然現れたGさま如きで騒ぎ立てるようなハシタナイことはしない。ひたすら「いいから向こうに行ってくれよ!お願いだから!」と心の中で願った。
しか〜し、そのGさまは何を思ったか、みけ子の座っている方向に方向転換して向かってくるではないですかっ!まるでみけ子に挨拶でもするように一直線にこっちに来るっ!挨拶になんか来なくていいからっ‼️
上品な元お嬢さまであるみけ子は、慌てず騒がず視界の隅で狙いを定め、履いていたスニーカーで
ばん!
と踏みつけて、一発で仕留めあの世に送って差し上げましたわ。Gさま、ご愁傷さまです m(_ _)m
息絶えたGさまですが、そのままの姿でみけ子の直ぐ下の床に居られるのはやはり勘弁して欲しい。
テーブルの上の紙ナプキンを動かなくなったGさまに被せて、見えないようにカバー。そしてちょっと窓側の自分とは距離のある場所に足で押しやり、後はそのまま素知らぬ顔で気がすむまで寛ぎ、時間を過ごしました。
そして十分にゆっくり過ごしたみけ子。お店で会計をする時にスタッフさんに小さい声でコッソリ話ました。
「私が座っていたあの席の下にね……」
スタッフさんは平謝りしてましたが、別にそれは良いんです。窓の外は直ぐ庭ですし自然豊かな場所ですから。
大昔のお嬢さまであるみけ子は、余裕のよっちゃんで「大丈夫ですよ〜。何でも無かったから。また来ますね♬」
とニッコリ挨拶をして店を出ました。大変美味しゅうございました💖
その後のその素敵なカフェは、窓を二重窓にしたりでこれまでよりも一層居心地良くリフォームされて、さらに素敵な場所になっていますよ♬
サポートをいただけるならば、それはそれは大感激です❣️毎日発信を続けることが、自分の基礎トレーニングだと思っています。サポートを励みに発信を続けます💓