あれは「奇跡の人」体験だった⁉️/「頭で知っているだけ」と「実物と結びついて腹落ちすること」の違いに驚いた
高校生の頃のこと。自分ではちょっと驚く体験をした。言葉で説明すると大したことではないのだが。その経験とは、
「ホーホケキョ」と言い表されているウグイスの鳴き声と、
実際に鳴いているウグイスの声が自分の中で一致した❗️
ウグイスの鳴き声は「ホーホケキョ」と言葉で表されているし、当然それは幼い頃から知っていた。確かその頃は人気の漫才コンビが野太い声で「ホーホケキョ!」と言って笑いを取っていたかと思う。6:26あたりで言っています🤣↓
みけ子が育った地域は新興住宅地で、近くに野鳥が飛んでくる環境って程でもなかった。せいぜいスズメやヒヨドリの声を耳にするくらい。それもあって実際のウグイスの鳴き声は、それまであまり耳にしたことが無かったと思う。全く聞いたことがない訳ではなかったんだろうけれど。
その頃、通っていた高校は市内でも比較的自然環境が良い場所だった。近くに川が流れており、河川敷には木々が茂っていた。春先になると多くの小鳥の声の中に混ざって、ひときわ目立つ野鳥の声。その「ホーホケキョ」の声は紛れもなく、みけ子が小さい時から知っていた、人間が言う「ホーホケキョ」と同一の音を示していたのだ。
びっくりしたわ。まさに驚愕だったのよ。それまで多少は耳にして聞こえてはいたけれど、全く気づかなかったんだから。
確かに思い出せば、何度も実際のウグイスの声は耳にはしていた。だけどその鳴き声「よくいる野鳥の鳴き声の一つ」としか認識していなかった。たくさん種類がいてさまざまに鳴いている小鳥の声の多くに紛れて、それがウグイスの鳴き声とは気づかなかったのだ。
思えばそれ「脳のアハ体験」だったのかも知れない。脳内の神経細胞が気づきを経て繋がった瞬間。これまで見えなかった世界が見えてくる。
これもしかしたら、ヘレンケラーがサリバン先生と出会って、モノには一つひとつ名前がついていることを理解した、という「奇跡の人体験」だったかもしれない。程度の差はかなりあるけれど😁
↓涼しげな透明なガラスの皿。やや厚手で普段使いが出来る、フランス製です。