「予算を決めて家計を回す」そんな当たり前の事が出来なかった自分💦
何かキチンとした目標があれば、大分違ったのかも知れない。@@に旅行に行くとか、☆☆になったらマイホームを買う、とか。
そういうはっきりした目当てがあれば、多少はお金貯めよう、とかやっぱり最初に貯金よね、とか考えたと思うのだ。しかし、みけ子が育った時代は高度成長期だったし、就職した頃などバブル景気の真っ最中だった。
給料は右肩上がりだったし、働き口などいくらでもあった。合わない職場ならサッサと辞めちゃえば良い。フリーターって言葉が出来たのがちょうどこの頃だったと思う。つまりは、正社員でなく非正規で働いても、十分に生活できる給料がもらえたのだ、あの時期は。
あの頃はいい時代だった……と言っても始まらない。その時代にあった過ごし方や生き方をしないと、飢えてしまう事だってあるんだよ。時代の流れや動きを大雑把でも読み、社会の潮流に逆らわない生き方をしないと、いつの間にか小さな1人の人間など流されて溺れてお終いだわ。
思えは、みけ子の両親は短期的思考でいきなり快楽全開に行動を持って行かれがちな人だった。昭和ヒトケタの時代に生まれた人たちなのに堅実にコツコツ貯金をして、などという考えが余りない人たちだった。景気が良いからちゃんと来月もそのまた先もお給料はもらえるし、金額も増える。(公務員だったしね)ボーナスだってある。欲しいモノは月賦で買っちゃえ❗️って考えの人たちだったのよ。
とにかく、時代が良かった。無限の経済成長をずっと信じて過ごせた。難しい事を考えなくとも何とかなったのだ。
こういう手本しかなかったから、みけ子も堅実にお金を貯めて生活基盤を築いて、なんて全く学んで来れなかったんだよね💦そんな能天気に生きてOKだった時代は、もうはるか昔のことよ。頭の中身を書き換えなきゃ❗️あ〜老後2000万円問題なんて考えたくないわ。
昨年になって遅ればせ、の家計の見直しをした。毎日の買い物レシートの記録と家計簿付け、毎月の収入と支出を書き出してじっくり見て、何が問題で何をどう変えれば家計が改善するのかを考えた。
みけ子はこんな作業が苦手で苦手で仕方がない。目や頭が数字を避けている感じさえする💦そんな自分であるが「ここでイヤでも何でも、きちんと家計の数字と向き合って改善する方向に動かないと、我が家は破産だぞ〜❗️」と自分を激励しながら苦手な作業を続けた。
無駄と思われる支出を出来るだけ減らし、手元に残るお金を増やす方向に持っていく。その地道で面倒な作業が実を結び、我が家の家計は11月までにかなり改善することになった。めでたしめでたし、である。
昨年で家計の見直しが終わった訳ではない。今年の新たな改善策に向けて、昨日はまたちょっと相談と打ち合わせに行って来たところだ。今回の改善策は自分に取ってはかなり思い切った行動になるかと思う。それが吉と出るか凶と出るかは改善策が動き出して少ししないと分からないだろう。
年齢を重ねて、体力や気力は減って行く。そのことを踏まえて今後の生活や行動全体を見直し、修正していく。自分が個人事業主だからできる事でもあり、会社員のダンナにも協力してもらわないといけない。思い切った決断には、かなりの痛みも伴う。怖気ずく気持ちもなくは無いし……。
だけど気持ちを引き締めて、自分が最善と思う方向に進むだけだ、と思っている。
↓優雅な形と小鳥と花を描いた、オシャレなティーポットです。ゆっくりした午後のお茶の時間のお供に是非♬