「計画や目標を立てるのがまず大事」って考え方もあるんだろうけれど
何かを始める時には、まず「自分はどうなりたいのか、何を成し遂げたいのか」を考えてから行動する事が大切、という事を度々耳にする。
それは理解している(つもり)だけどね、どうもそういうやり方や考え方は自分には合わないかも知れない、と思っている。
先の事を見通して考えるのが、まず大の苦手なんだよ。せいぜい、明日とか1週間後くらいしか考えられない。そんな人間に先の事を考えろって言ったってまず無理だわ。長期的見通しとか10年後を見据えてなんて、どうやって考え想像すれば良いのか、全くわからない。今現在を何とか乗り切る事で、いっぱいいっぱいなんだよね。視野が狭いのよ。これは多分生まれつきの脳みその特性なので、今さらどうしようも無い。
みけ子の場合。まず興味の湧く事を発見しやってみる。「近所の植樹帯の下の雑草が気になる。草取りしよう」→「雑草が無くなったから、草花を植えたらどうかな?」→丈夫で手入れがほぼ要らなくて毎年花を咲かせる植物は何だろう?→マーガレットなんか良いかも? 実際にやるかどうかは別として、最初から「ここをキレイな花壇にしたい」なんて事は思いつかない。そう言う人なのだ。
またある時。パラパラめくって見ていた雑誌の中に、可愛くて簡単そうなパッチワークモチーフの作り方が載っていた。わずかに一辺5センチ程度の小さなモチーフだったよ。あら、これは可愛い💖余り切れがあるから作ってみよう→もう寝る時間にも関わらず裁縫箱を取り出してパッチワークを始める→思いの外良い出来栄え♬→このモチーフで生地を変えてもう少し作ってみよう→生地を買いに行く→ますます可愛くて見栄えがする→作るのが面白くってたまらない。手を動かすのを止めたくない。思い立って始めた1枚のモチーフがどんどん増えていき、最後にはベッドカバーが出来上がってしまった❣️
……なんかみけ子はいつもこんな感じなのよ。まるで無計画で思い付きで始める、何だか楽しい。更に続ける、思いの外の大きな結果にたどり着く。
何だか誇張された笑い話のようであるけれど、みけ子って何か始める時は、こんな感じの事が圧倒的なのだ。計画性も目標もあったもんじゃ無い。
計画立てるとか、目標を持つメリットは分かるんだよ。だけど何かとそう言った思考にならない(出来ない)人って実は多いんじゃないかな?別にそれで良いと思うんだよね。どんな結果に辿り着こうとも、人のせいにしたりしないんであれば。
要は過程を十分に楽しむ事。これに尽きる気がするよ。
興味が湧いた事をまずちょっとやってみる。やってみた結果がホントに小さなカタチになる。その小さなカタチを見て更に興味が広がり、もうちょっと発展させたカタチに変化させる。または同じ物を沢山作ってみる。何だか面白い事になって来たぞ😆面白い事が評判になり、ぼちぼちと人が集まり始める。協力者が現れる。思わぬ社会的影響のある事に発展する……
みたいなことは、そんなに周りには転がっていないだろうけど、ちょっと面白そうな事や興味を惹かれる事があればひとまずやってみる。手を動かして目に見えるカタチに作ってみるのが小さな始まりだったりする。そんなことが、最初の一歩としてすごく大事な事なんじゃないかなぁ。
↓繊細な絵付けの花唐草の大皿。お寿司を盛ったりするのに似合いそうですね。