オーダーメイドであつらえる
前にシェアハウスの表札をオーダーしたことを書いたけど
考えてみれば、私は結構いろんなものをオーダーして作ってもらっている。
アクセサリー類と建具がいくつか、あとは焼印とかハンコ。
ステンドグラスが好きだけど、壁面につける場所がなく
建具に仕立ててもらったのです。
そしてアクセサリー類。これは着物をよく着ていた時、
彫金をやっていた方にオーダーしたもの。
自分で絵を描いたものや、昔のアクセサリー類を手本に作っていただきました。
またこちらは、純銀ねんど作家の方にオーダーしたものです。
帯留め2種。
自分でアイディアを出して、作家さんとやり取りしながら完成したものです。
ターコイズのルースを小さな池に見立てて、それを蛙が覗き込んでいます。
この後着物を着る機会がなく、実はまだ身につけたことがないのです。長男の卒業式に初めて付ける予定です❗️
純銀ねんどでこの2つを作って下さったのはこちらの方。
石垣さわ子さん
https://www.facebook.com/profile.php?id=100057238548516
こうしてみると、いろんなところにオーダーしてあつらえたものが
身の回りには多いなぁ。
出来上がった時のことを考えて、作り手の方とやり取りしながら
完成を待つ。これがまたワクワクする時間です。
私は自分でもアクセサリーを作ったり、布小物を作ったりするので、
「自分で作れないものは誰かにオーダー」って
結構、当たり前にやっている方です。
こういうものを作る作家さんや職人さんは
ギャラリーで知り合ったり、知り合いのつてだったりします。
ネットで見当をつけて問い合わせてってこともあります。
オーダーしたりあつらえたりって、少し前までは
当たり前になされていたことなんですよね。
今はファッション雑誌は、コーディネイトの紹介が主だけど
私が20歳くらいまでは、服の製図が載っているのが大半だった。
アンアンとかnon-noとか、服のコーディネイトやブランドの紹介が
主流になったのって、70年代後半からじゃなかったかな?
母がお針子をしていたので、自分で洋服を考えて作るのなど
当たり前のことだったの。小さい頃の写真を見ても
手作りの服を着ている。セーターも手編みだった。
編み機ってものが家庭に結構普及してたし。
時間をかけてやり取りして完成したものは、
世界でたった一つのオリジナルだし、
手間もお金もかけてのオーダーだから当然愛着も湧く。
こういうものを身近に置いて大事に使えるのって
本当に幸せなことだと思うのです。
安易に商業主義、儲け主義に巻き込まれたらダメですよ。