人の気持ちとか考えは表情に出てしまうよね💦この歳になって「ちょっと意地悪そうな人」って見られるの、悪くないと思ってる
みけ子はほとんどいつも一人で行動してるし、あんまり人と群れたりする事もない。正に自分勝手で「我が道を行く」を地で行っている人間な訳だけど💦これまで随分長い間そうやって過ごして来たので、それについてなんか変だ、とも思わない。それが自分のフツーなの。
そうやって、大抵のことを自分一人で考えて判断していて、多少は「世渡りの知恵」的なものも身についたかも知れない。好き嫌いが激しくて「これはヤダなぁ」とか「こういう人、何となく嫌い」って感じる人とは深くお付き合いしない。その勘みたいな物は案外、信用に値する物だったりする。まぁその分、人から嫌われたり避けられたりもきっと多いんだと思う💦←あんまり気づいていないけど（笑）
そういう生き方をして来て思うのは、この歳になったら、多少煙たがられる人の方が良いんじゃないか、という事なんだよね。
人が歳を取るということは、年齢を重ねたなりの蓄積が否応なしに外見にも出るってことだ。シワの寄り方なんか特にそう。みけ子は眉間にガッツリ縦皺が刻まれている顔だよ。つまりはどう見ても「優しく人当たりのいい老婦人」には見えないってことだ。自分でも自覚あるよ。顔の表情の動きのクセでシワの寄り方は変わるんだよね。
だけど優しいだけの人は、時に周囲から甘く見られる。舐められがちだと思うよ。「人には優しく」がもちろんベストだけど、人はある程度の強さも持っていないと攻撃される危険もある。悪意を持った人の標的にされないために、ちょっと面倒そうな人って外見で近寄って来て欲しくない人を弾く必要もあるよね。
最近、とある20代の若い人と話をする機会があった。その人は学校や職場などで嫌がらせやイジメを受けたりすることが結構これまであったらしい。本人はいい子なのに、理不尽にそんな態度を周囲から取られるんじゃ堪らないわ。
その20代の人と少し行動を共にして気づいた事が数点。声が小さく力がないこと。話す時に相手と目線を合わせない。その２点は結局は「自分に自信がない」ことの表れに思えた。
本人は優しくていい子なのに、その自信のなさそうな態度から多少悪意を持った他人から、言われのないきつい言葉や態度を向けられる原因になっているのでは？と感じた。本当はもっとさまざまな要因があるのかも知れないが、まずはその点をちょっと直すだけで周囲の反応は違ってくるのではないか。
それでみけ子は、余計なことかもと思いつつも「大きな声でなくてもいいから、気持ちだけでも声にパワーを込めるつもりで会話すること」と「会話する時は相手の目をしっかり見て話す。それが中々できないならば、相手の口元か胸の辺りに視線を向けて時々でも目を見つめること」という２つのアドバイスをした。まだそのアドバイスをしてから１週間ほどなので、その結果がどうなのかはまだ確認していないが。
みけ子は昔、演劇部にいた事もあって結構声はよく通る方だ。声を小さくしようとしても声が通ってしまい、内緒話が出来ない^^; それがいい事ばかりではないが、声に込められているパワーって人は結構敏感に感じ取るように思えるのだ。そして話す時の目線。自信がない時って相手と目を合わせられないでしょ。それを逆手に取って、相手の目を見据える事でこっちの事を多少なりとも「そっちの意のままにはならないよ」って主張出来る（のではないか）って思うのよ。
シェアハウスに入居する方と面談する時、入居が決まってハウスルールを説明する時。自分の声がデカイな、と自覚しつつ言っている内容の本気度も声に乗せる。シェアハウスは自主管理だし、他人同士が一つ屋根の下で暮らす訳だから、変な人は入居させられない。その判断も全部自分の責任な訳。トラブルを起こす妙な入居希望者を事前に弾くためにも、入居時の面談やルールの説明は声にパワーを込めて。自分は人と目を合わせて話すのも実は苦手だけれど、話の要所要所では極力相手の方の目を見て話すことを心がけている。
知らない人に話しかける必要があった場合、人は極力優しげな人を選ぶと思う。その人のまとっている雰囲気や顔の表情って重要だ。もしかして、人をダマそうと思って悪意を持って近づいてくる輩を避けるには、「眉間にシワの寄っためんどくさそうな白髪の女」っていう外見は案外有効なんじゃないか。
歳を取ってシワやら白髪やらの意地悪老女、ってのも実は案外悪くはない……とか思った次第（笑）
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