不用品を捨てないで活かす極意/現在シェアハウスになっている戸建を片付けた時のこと
……「活かす極意」なぁんて偉そうに言ってるけど、それに日々悩んでいるみけ子なのだ。
一時期は必要があって手に入れた品物、または様々な事情で手元にやって来たモノたち。日用品や衣料、家具、食品………。
それがね、使わなくなって処分したい時ってあるでしょ?どうやって処分するか。どのような方法をとれば無駄なくエコで、モノを粗末にしない処理が出来るのか。
以前、現在シェアハウスになっている戸建住宅を入手したばかりの頃。人が住まなくなって十年以上、その家はまるで昨日まで人が住んで暮らしていたかのような状態の残置物の多さだった。
残置物処理も片付けもしなくていいから安く売って‼️と交渉し、無事にみけ子はその戸建住宅を購入出来た。そんな条件を付けないと、自分には市内の不動産を購入出来るだけの経済力なんてなかったのだ。
購入後に、家の中の残置物を自分で片付けた。プロにお願いすればその不用品類の処分だけで軽く30万円程度はかかるだろう、という見立てだったから。
自分たちで、何とか出来る程度の事はどうにかしたい。無駄なお金をかける余裕などない。さっさと片付けて修理箇所やリフォームをどうするかを決めないと、賃貸に出せないのだ。
とにかく、モノの量が半端なく多く、分別して欲しい人に差し上げたりは多少はしたの。でもヤフオクで売ったり、ジモティに出したりなどは考える余裕もないほどのモノの量でした。
もう1軒分丸ごとのゴミ捨てですからね。
トラックをレンタルしてちょうどお盆休みだったダンナを働かせ、粗大ゴミ集積所に持ち込みましたよ。往復3回捨てに行きました。2階の押入れの中にはぎっしり布団類が詰まっていました。
なぜか洗面台の下には、薬草酒の大きな瓶が5.6個程も転がっていました。液体なのでそのまま捨てる訳にも行かず、大苦心して蓋を開けて中身は全て庭に穴を掘って捨てました。中には「マムシ酒」ってラベルの瓶もあったけど、中は濁った液体だけ……‼️
台所の物入れには、せいろだの大鍋だのかき氷器だの、賞味期限がとっくに切れた缶詰などの食品もドッサリありました。思い出すとめまいがする量の不用品でした。
トラックで捨てるものは処分したものの、その後でも後から後から湧いて出てくるような残置物と格闘しましたね。普通のゴミに捨てられるものは普通にゴミにし、そう出来ないものは仙台市の粗大ゴミ扱いで処分もしました。とにかく、自分の生涯でこれだけの量のゴミを一遍に処分したのなど、初めてのことでした。
あの大量の残置物を大変な思いをして処分場に運び、なんとか掃除して人の住める状態にまでして思い知ったこと。それは
ものがたくさんあるからって
幸せになれる訳ではない
ってこと。たくさん持っているから幸せではない。むしろそれらをどう活用しよう、とかどうやって片付けようとか余計な心配事が増えるだけなのだ。
戦中や戦後間もなくの手に入れようとしてもモノのない時代の話ではないのだ。今や世の中にものはあふれかえって、購買意欲を掻き立てようと世の中全体が必死になっている状態だ。今はどうやって自分の欲望をセーブすべきか考える時なのだ。
……断捨離ネタは書いても書いても尽きない。つまりは全然問題は解決していないし、いくら考えても実行しても「これでいい」というところに達していないのだと思う。
もっと書きたい事があったはずなんだけど、全然まとまりません。表題からもずれているし💦 また続きを書くかリライトするかもしれませんが、ひとまず今日はこれで失礼します……。連休最後の日、今日も仕事です。m(_ _)m