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極黒オタクが時を経てどれすでんに辿り着く

見出し写真は新宿歌舞伎町付近行くと毎度撮ってるので、何も関係がない。
ゼロまではいかないけど、いつも近く行くと「一旦記録として」で撮ってる。
雨の日やったけど、観光客はすごいしコンカフェ嬢が頑張って寒い中立ってる。ガタイのええ警備員さんがトー横封鎖した近辺を見張ってる。
でも、めっちゃ落書きがしまくってるわけでもないし清掃にお金もある程度かけてるんだなと感心した。建物が綺麗なのも相まって大阪のミナミの方とは違う若々しさがあると思った。

ただの極ブリュオタクが作品に1度出てきた「Dresden」という単語だけでBARに踏み込み良い酔いし浸るだけの話


バーで飲むことはたまにある。
友達か来たときとかにちょっとゆったりしゃべりやすいようにお酒を飲みつつ、居酒屋のように騒がしく聞き取りにくい環境を避けるため。
目の前にいる久方ぶりの友の声を聞くために、ちょっとアルコールで酔い良いしつつ話すのがちょうど良い。
シラフで話すには真面目な雰囲気すぎないか、もうちょっと砕けたっていいじゃないかと適当な話だって100%全てを覚えててもそうでなくてもいいたわいも無い話をしたくて入る。
もちろん、一緒に行く友はもっぱら普段から酒を飲んだり、酒が好きな人が多い。
注文して飲んではどれが美味しい、どの銘柄が美味しいわからんが美味い旨いと少量を少しずつ話ては検索して調べ覚えながら帰る頃には酒のことだけ覚えて、話した世間話のほとんどを忘れてる。
本当に世間話で重要なのは文章で残しておいてくれると助かるものだと思った。

BAR どれすでんへの誘い

誘われてない。誘ったが正しい。
今回来た友達が極黒のブリュンヒルデという作品を全巻読破してくれたので、嬉しすぎて作品の中で出てきた単語「ドレスデン」の店に行こう!という流れやとおもうやん?そうやなかった。

正しくは、私が極黒のブリュンヒルデの民で「どれすでん」さんは10年前くらいに検索した時に「東京にどれすでんって店あるんやな、いつか大人なったら行こ」と極黒リアタイ時に存じ上げていた。そんで、友達と雨の新宿歌舞伎町でうだうだしていつも二人で行くBARではないところにせっかくだから行こう。と
「新宿 老舗 バー」
で検索して一番上に出てきたんが「どれすでん」さんだった。

空きっ腹に酒はよくないので、コメダで今回しっかりガッツリ網焼きチキンサンドを注文してさらえたんやけどやめといたほうがいい。

どれすでんさんに行くのであれば、コメダではコメチキを注文とサラダくらいでいい。
男性でガチで空腹で倒れそうというのであれば問題ないだろうが、コメダのあの満腹感のあとに行くと初見はびっくりする。

そして、コメダをあとにしていざバーへ…

歌舞伎町三丁目。BARどれすでん様

どれすでんさんあったーーー!!地下1階にあったー!

たどり着いたぞーーーーーーー!!!
十何年前の極黒ヘビー読者の私見てますかー!!!
というくらいに本当にこれだけでずっとテンションが上がってた。
そして、バーで飲むと悪酔いしないのが常なのでさぞや美味しいお酒が飲めるのだと心躍って跳ね飛んでクルクル回るくらいのご機嫌さだった。
ちなみに、移転改装したばっかりらしく新規である私らは行きやすかったけどわからん人は道迷うらしい。
行き方は歌舞伎町の煌びやかな方から伊勢丹の方へ向くとティファニーのお店があるんで、一旦ティファニーのお店を全力で探す。
紀伊国屋書店さんが通り道にあるので、目印にするとわかりやすい。そこをさらにガッと進んで、右手あたりにティファニーさんが見えてくるから臆せずに近づく。ここでティファニーじゃぁ、そんな金もっとらん……ヒィン。となると、たちまち道に迷う。
ティファニーが目印やけど、ティファニーの真下の階に通してくれ!
と元気に歩いてくと、階段が手前と奥側に、真ん中の飲食店一覧が映ってる看板を見るとB1にお店がある。
(ちなみに、エレベーター時間かかるから側面にある階段使ったほうが早い)

重めの扉をグッと押して入ると、自分たちよりもご年齢が上の方々がかっこよう飲んでらした。
「わぁ、私めっちゃ浮いてへん???歌舞伎町で飲み遊んでる大学生でもなければ、渋いおじさまおばさまでもなく、その中間の無名のモブやよ」
と今なら冷静に思えるけど、入った時からもう空気が楽しかった。
メニュー表もカクテル色々あったけど、ウイスキー山崎のみたいーーー
とかいろんな気持ちと闘いながら「いや、ここは初めてだしな、自分の好きなカクテル一旦飲んで次来た時に新しいのチャレンジするもアリ」とアレキサンダー頼んだ。
友達はネグローニやね。カンパリの入ってるちょっと苦味の強いやつ。
あれ美味しかった。てか、丸氷の削りすごいープロだー!
次は真ん中らへんの調理場付近のカウンターに座ってぜひバーテンダーさんの技術じーっと見たいなぁって思った。見てるのめっちゃ楽しい。
そう。なぜ、コメダを序盤で散々注意しろと言ったか。これからわかる。
自身と友の酒が無事に届き、お通しのナッツをいただきちまちま食べていると例のものが来た。

ナッツとキッシュでお通しセットになってるどれすでんさん。


このキッシュ…ほうれん草しっかり入っててめっちゃ美味しい…腹にちゃんと溜まる。良い!


そう、キッシュだ。
ほうれん草の、生地がしっかりした、お店で調理されたキッシュ!!!!

「どないしょ、さっきコメダでめっちゃ食うてもうた。少食の私食い切れるか?!」
と焦りながらも、焦らずとも完食できました。
酒と共に頂いたので、意外にサクッとなくなった。
(多分、私の場合は友からもらったナッツがあって2人前のナッツ食べてたから腹に収めなあかんの増えてビビったんやと思う)

空きっ腹にはさせないと言わんばかりのしっかりキッシュを頂きつつ、お酒を飲む。
「あー、これ、アレキサンダーじゃなくて別ののがもうちょっとキッシュにあったかもしれん。キッシュに私の今の酒は合わんかも」
など反省をしつつ、次回には
・一杯目を食事に合いそうなお酒
・二杯目に甘い系のデザートみたいなお酒
にしよう。そうしよう。と行ってみてから整理できた。

ここで告げられた友からの
「極黒のブリュンヒルデ、ピッコマで全巻配信してたから読破したで」
宣言。

こちらの作品ですね!!!!!!!
アニメが今年で10周年実はしれっと経ってたんですね!!!

こちらのアニメ、そして原作ともに「どれすでん」というワードが出てくるので、その繋がりだけで行った。
どちらもドイツのドレスデンという都市由来。

ただただそれだけでバーに行ったんだから、すごい浅いかもしれんが、楽しかった。
お酒が美味しい、店員さんがすごく丁寧。
お冷やが半分くらいまで減ってたらロックの氷でお冷や完璧にしてまた持ってきてくださる。
綺麗なお着物着てはるママさんの着物の柄も可愛くて楽しかった。
帯も綺麗かった。着物やから、時期ごとに柄変わるので風物詩で楽しみが増えたな、って思ってる。そうなると、4ヶ月に一回行くことになるね。うん、結構じゃない?

ただ、それくらい居やすかったし喋りやすかったし何よりもお酒を飲むための環境がとても良かった。

つぎは気になったウイスキーを注文したいけど、多分ブランデー系のカクテルか何かに行く。
山崎を知るには、まだ私は青すぎる。
ガキンチョがそんな酒を飲んでも良いのだろうか。
もう30近いけど。


では、また
よしなに〜

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