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道東新古細工#01/空の貴婦人のこと

道東は初めて行った。JAL便で新千歳まで行って、それからDHC8で女満別まで行った。DHC8というプロペラ機である。これに乗りたくて、わざわざ経由便にしたんだ。実はとんでもない早合点をしてね、名前からしてダグラス機だろう!って。・・ちがった。DHC8はカナダのボンバルディア・エアロスペース社が製造している飛行機だ。それもレシプロ機じゃなくターボプロップエンジンを搭載してた。
勘違いもここまで行くと横綱級だね。でも爽快だったよ。静かだし快速だ。
なぜダグラス機だ!と勘違いしたかというと・・名前。僕が一番好きな飛行機DC8と似てたからなんだ。すわ!DCシリーズの後継機か!と・・ちがった。
僕が好きなDCシリーズはもちろんDC3
DC3って、映画カサブランカの最後のシーンに出てくるイングリッド・バーグマンが乗ってちゃうアレね。空の貴婦人と言われたアレです。

世界の空を席巻していたDC8には何度も乗ったんだけど「空の貴婦人」にDC3には乗ってなかった。出会うことはあきらめていたんだけど・・たまたまNYCにいたとき、キューバ航空の旅客機がハイジャックされたニュースが流れて、そのときTVに映っていたのがDC3だったんだ。びっくりした。
それで調べてみたら、アエロ・キューバが4台持っていて、通航させていることが分かって、4-1=3だから、乗れるな!と思って、チケットを取ったんだ。
チケットはユカタン半島カンクンからのもので、わざわざカンクンまでjFKからヒューストン経由で出かけた。
36人乗りの空飛ぶ化石みたいな飛行機でね。胴体にAEROTAXIと大書してあった。・・いっぱい写真撮ったんだけど、ネガがみつからない・・ちよっと残念です。
もうちょっと探してみます。
という訳で、新千歳経由で女満別へ行ってきました。

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勝鬨美樹
無くてもいいような話ばかりなんですが・・知ってると少しはタメになるようなことを綴ってみました