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夫婦で歩くプロヴァンス歴史散歩#43/エルミタージュの丘03

https://www.youtube.com/watch?v=EdzvekneBAU

「さて、エルミタージュの丘/一番東・ドイネレス・ェ・トラスDoigneres et Torrasとラ・クロワLa Cloixの稜線に沿って、国道D532が走っています。これに出ます」
D532に出て、少し走ると左側にDOMAINE DES RDES REMIZIERES/CAVE DESMEURE RESと書かれた壁が見えた。
「オーナーはPhilippe Desmeure氏です。 連絡しておきましたから彼のお嬢様がエスコートしてくれます。エミリーEmilie さんという方です。彼女は英語が堪能ですが、宜しければ私が通訳いたします」ムシュkが手際よく言った。
ムシュkとエミリーさんは知己の間らしい。彼が、我々がエルミタージュの丘を見て歩きたいという説明をしたようで、笑顔で頷いていた。
見せていただいたのは醸造所と貯蔵庫だった。もともとはエミリーさんの祖父Alphonseさんが立ち上げたドメーヌだということだった。今は30エーカーほどの畑を保持しているとのこと。赤と白何れも生産しているそうだ。白はマルサンヌを使用しているとのことだった。

どうやら父であるPhilippeさんが商品名を付けたらしい。
「エミリーさんという名前なのね」と嫁さんが言うと、彼女が肩を竦めていた。ティスティングさせてもらうと、素晴らしい白だった。この場で買えるとのことで⁶本ほど購入した。
赤もある。

こちらも6本購入させてもらった。
一時間ほどの来訪だったが、すっかり打ち解けた感じで、嫁さんがメールの交換をしていた。ムシュkはとても満足そうな顔をしていた。


ドメーヌを出て、また少しD532を走るとCave Pradelle(905 Rte de Tain, 26600 Chanos-Curson)という白い倉庫のような建物があった。何台かの車が停まっていた。

「ここは予約なしで入れます。寄ってみましょう」ムシュkが言った。入ってみると大きな空間を利用した販売コーナーと貯蔵庫が有った。いずれも整然とまとめられた美しい設備だった。カウンターで手続きすると、ツアーに参加できた。所要時間は30分程度か。最後はショッピングコーナーに案内された。
https://www.facebook.com/cavepradelle
スタッフ全員が好感持てる人々だった。


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勝鬨美樹
無くてもいいような話ばかりなんですが・・知ってると少しはタメになるようなことを綴ってみました