ロシアにおけるCIPSの稼働率について
ぶつぶつと独り言・・それにしても気になるのはロシアにおけるCIPS(Cross-border Interbank Payment System)の稼働率だ。いかほどロシアはコルテス・バンクの池から出ているか・ということ。
コルテスの池は、広くて深いからね。
ロシアは貿易黒字国である。主たる貿易先は中国だ。中国とはCIPS経由とユーロ建ての二本で決済を実行している。
・・余談だが、日本はCIPSの最大協力国だ。中国経済圏と日本経済は既に金融的チョコレート食パン状態なのです。
それに、すでにロシアの外貨保有額の中でUSDの占有率は20%近くまで落ちている。2/3はドルだったというのに・・実際問題、ロシアはいま、どこまでアメリカを必要としているのか??
ちなみにだね、昨年3月にSWIFT3と中国の4つの出資機関との合弁による金融ゲートウェイ情報サービス会社(Finance Gateway Information Services Company)を設立しております。金融系の情報サービスが米国支配の外で始ったンですよ。・・だれも騒がないけど。こいつはフセインが「これから石油はユーロでしか売り買いしない!」と宣言した2年後、悪玉に仕立て上げられて国ごと抹殺されたアノ事件に匹敵するくらいの話なンだが‥ね。
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無くてもいいような話ばかりなんですが・・知ってると少しはタメになるようなことを綴ってみました