木挽町新古細工#03/横断旗はどこ行った
嫁さんが朝一番に河岸へ買い物に出た。
僕はクーラーのガンガン利いてる部屋で白河夜船。そしたら「お昼、食べるわよ」と電話がかかってきた。
仕方ないので炎天下に出て行った。「ひ弱な亭主を炎天下に引きずり出すなよ~」ってブツクサいいながら、築地小学校の傍まで出た。で。交差点。
なんか欠落感がある。。。んんん。なんだろ?
しばらく歩いて・・あ、と思った。学童のための横断旗が無いんだね。信号機の柱に取り付けられていた横断旗を入れる筒もない。
へぇ。いつから無くなったんだろう。
だから嫁さんに逢うなり開口一番に言っちゃった。
「横断旗がない。」
「まだいらないでしょ?」と嫁さん。
「俺が使いたいんじゃなくて・・旗そのものがない。」
「あるわよ。」
「ない。来る間、ずっと見てたけど、ない。旗を入れる筒もない。いつ撤去されたんだろ?」
「ほんとぉ?」
昼飯の間、ずっとその話をしてた。
そういや緑のおばさんも見かけなくなった。確か緑のおばさんって、寡婦対策で東京都が採用枠として作った仕事だった。もう要らなくなっちゃったんだろうか?寡婦対策は他のことでしてるんだろうか?
色々考えてしまった。
無くてもいいような話ばかりなんですが・・知ってると少しはタメになるようなことを綴ってみました