手段が目的化すること。
こんばんは!
プロファシリテーターの村上と申します。
以後宜しくお願いします🙇♂️
noteでは、徒然なるままに日頃考えていること、感じたことを日記のようにアウトプットしていきたいと考えています。
長男もいよいよ中学生になります。
進学先の学校からは、入学式までに、宿題と、予習の課題、スケジュールの立て方など、ボリュームのある内容が出されていました。
特に、スケジュールの立て方は、先生から直接レクチャーを受けた様で、結構細かく記載されていました。
最初は、言われた通りに細かく記入していて、私も安心していました。2週目もまずまず。
しかし、3週目となると、全く計画を立てていない。。
なぜなんだろう?と本人に確認しました。
返事は簡単で、忘れていた、の一言。
スケジュールを立てる目的は、課題の整理と、時間の有効活用。このことを本人にも何度となく伝えました。
まず本業である学習を計画的に進めるための、道具の一つ。でも、とても大切な道具。これを使いこなせたら、学校が始まってからの課題をこなしていくのも出来るし、テスト対策もできる。
そのための基礎として、スケジュールを立てることがある、と。
はじめは、スケジュールを立てること、それが出来た事に満足しても良しとしていました。
スケジュールを立て、行動して、実際に行ったことを書き込みます。出来たところ、足りないところを把握して、明日の予定につなげます。
初めてのことはやはり、慎重に進めていきます。実直に行動も伴いつつ、計画表が埋まっていっていました。
しかし、そのうちその緊張の糸も切れ、スケジュールを立てることが面倒に。
そのことを私が指摘をすると、スケジュールを立てることが目的となり、本来の学習までは及ばない状況になりました。
結果、また一から説明して、根気強く子供に付き合う事になりました。習慣付けほど難しいことはないと、つくづく感じました。
しかしながら、仕事でも全く同じで、ルーチンワークなど、目的達成のための手段として、習慣化しても、結果、それをこなす事が目的化することことはよくあります。
リーダーは、本来登る山を見失わない様に、チームを鼓舞する必要があります。
「本来の目的は何なのか?」
「それが達成されると何が手に入るのか?」
目的をより具体的に表現できる事が大切だと思います。
この事がなかなか子供には伝わらないので、手を変え品を変えトライしていきたいと思います。
最後までお読みいただき、
ありがとうございました!