期待の列挙〜ファシリテーションの現場から
こんばんは!
プロファシリテーターの村上と申します。
以後宜しくお願いします🙇♂️
noteでは、徒然なるままに日頃考えていること、感じたことを日記のようにアウトプットしていきたいと考えています。
最近起こったことを振り返りながら思考を巡らせていました。仕組みがどうとかではなく、基本的には人との関係性、関わり方、かつ本人に求めるスキル、そこに向けてのモチベーション作り。そう考えると、やはり目標設定から入るべきかなと考えてます。
そうすると、まずやるべき事は課題の列挙。単純に課題の列挙と言っても、一方向からの目線で課題を作るのでありません。
課題の前に、会社から期待されていること、お客様から期待されていること、仲間から期待されていること。そういったものを並べてみるのも方法の1つです。いわゆる期待の列挙です。
課題となると、自分たちの目の前にある狭い視野での見方しかできませんが、それを膨らませるように周りからの「期待」と言う部分を付け加えることで、本来の目標を定めることができます。
例えば、自分たちが何を期待されてるのか、お客様から何を期待されているのか?同僚、仲間から何を期待されているのか?
今まで考えたことのない目線かもしれません。
チームと言うよりは、その人のパーソナルにかかってくるところが大きいですが、逆に本人のやる気を引き出すにはこれが1番最適かと思います。
こうやってノートに綴ることで、発話思考的に考えると、ある程度頭の中が整理できてきます。
今現場起こってること、というのは私の中でもどうしてもその人の行動、取り組む姿勢、方法、性格といったところにフォーカスしすぎ、本来の目的、目標が見えてない状況と言うのがありました。部分最適に向かっている状態。
そんな時に立ち戻るべきところはどこかと言うと私の中ではたったひとつ。
周囲への感謝です。
人を変えることができず変わることができるのは自分だけ。後はお客様目線です。
もう一つ加えるとすれば、人のせいにしないということでしょうか。人のせいにしてしまうとどうしても思考が固まってしまいます。
そうならないためには、やはり常に感謝を持ち、自分自身が変わっていく、と言う姿勢が大切かなと思います。
ファシリテーターをしているときは、それぞれのパーソナリティーを掛け合わせて、チームビルディングをどうしていくか。コーチングでは、その人の性格、人生経験全てを踏まえた上でどういう気づきを持ってもらえるか。そこしかありません。
あくまでも主体は本人なのです。しかし立場役職的には、自分自身がジャッジメントする機会というのが数多くあります。
そうした時に、人を説得する、全体で合意を得るといった場合には、やはりそれぞれの考えであったり、固執した考えから引き離すためにも、いちど周囲からの期待と言うものに目を向けることが大事かなと思いました。
週明け早速そのようなアプローチで部下指導を行って行ってみたいと思います。
最後までお読みいただき、
ありがとうございました!
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