子どもを叱るときに気をつけている事
学童保育で働いていると、よく子ども同士のケンカが起きます
理由は様々で、小さいものもあればケガに繋がるような大きなものもある
そんな中でどう子どもに注意するか、毎回毎回その場で判断しなければならないので、一概にコレという注意の仕方はありません
子どもの学年、性格、ケンカの原因、普段の様子との違い、言い分、感情に合わせて
こちらの声のトーン、大きさ、表情、言い方、話す場所などを組み合わせます
当然、うまくおさまる時もあれば、納得のいかない形になってしまうこともあります(大体半々くらい)
あー、失敗したな…と思う時もあれば、あれ?もう仲直りしてるの?と力が抜ける時もあり
本当に正解なんてないんですが、なるべく意識して気を付けていることがあります
なるべく短い時間で注意することです
軽い注意の時も、真剣にしっかり叱る時も必要な事だけを伝えて、パッと話を終わらせる
それを心がけています
実は僕は前に、他の職員にも保護者にも「話が長い」と注意されていました笑
しっかりと何か危ないか説明したり、子ども同士の言い分をじっくり確認したりしていたんです
それが良いことだと思って行動していました
当時は指摘された意味もよく分かっていなかったんですね
学童保育で子どもが利用する時間はとても短くて、大体2〜3時間、長くても5時間程度
その間に宿題をやったり、おやつを食べたり、遊んだりするんですが
長く叱っちゃうとその分遊ぶ時間が減っちゃうんですね
話をしている間は遊びに参加できず、話が終わると既に遊びグループが出来てしまっていて、楽しく遊べなくなってしまうんです
そこまで言われて初めて気付くことができました
だから今ではなるべく短く、簡潔に叱ったり注意したりすることを心掛けています!
(もちろん必要な時は時間をかけます)
そんなお話でした