猫田による猫田のための、さといも。
明けましておめでとうございます。
お雑煮はおもちよりもさといも派。
いも類は果たして野菜なのだろうか。
主に炭水化物じゃないだろうか。
幼少のころからジャガイモが大好きだった私は、
一時期そんなことを考えていたのを覚えています。
しかしその中でもさといもは最初から野菜。
なぜって、なんとなくです。
さといもが好きだなって思い始めたのは、
いつ頃かとか、きっかけとか、
そういうものはないのだけれど。
なんとなく大きくなってからだなって
そういう気がしています。
それより前はジャガイモ一強だったので、
他のいも類に関心がなかったのだろうと。
里芋が美味しくなったのは、
大人になったらコーヒーが飲めるようになるとか、
わさびを好んで使うようになるとか、
お酒が美味しくなるとか、
そういう味覚の変化の一つなのかもしれません。
少なくとも私にとっては。
お雑煮のさといもは少しトロリとしている。
おだしとさといもの一部が少し融けあったような。
それでいて中身はほっこりとしていて、
やさしいあたたかい味がするのだ。
お雑煮のメインはなんだかんだ言って、
おもちだろうと思いつつ、
私はさといもの方が好きです。
それだけ。
お雑煮はお雑煮として、
居酒屋さんのさといものから揚げが食べたいなあ。
家では上手に作れたためしがない、
サクサクとホクホクの融合進化の形をしている。