夢や目標を聞かれた時
あなたの、夢や目標って何ですか?
なんて答えますか?
答えを、持ち合わせていますか?
わたしは昔から、この手の質問が苦手です。
だって、等身大の答えなんか求められていなくて、ただただ【試されている】ような気がして。
特に仕事関係の人に尋ねられたら、
100%そうじゃないの?
相手が求めているライン以上の答えを言わないと、即座にレッテルを張られてしまう。気がする。
(( この人、もしかして、仕事できないな? ))
そちらが勝手に聞いてきたくせに、求めているライン以上を答えられないと仕事できない認定。ああ、なんて日だ。
「仕事ができないと思われてもいいじゃん」
「期待されないとラクだからいいじゃん」
もちろん、この手のタイプの人間もいると思う。そんな人をみて、わたしは「うまいな」と思う。
でもわたしはなぜだか、がっかりされたくない人間で、求められたら自分のキャパ以上に動いて疲弊する、何とも下手な性格で。
本当は、そんなに、頑張りたくないのにな。
ある時なんて、求められるまま、3ヵ月ほど休みなく働いてぶっ倒れたことがある。滅びろブラック企業…!!!
と、話がそれてしまったけれど、今までの人生
夢や目標を聞かれるタイミングは何度かあった。
将来の夢、仕事の目標、人生の目標…
聞かれるたびに、ずっと思っていました。
ないお? \(^o^)/
わたしは今まで、その時その時に求められている、当たり障りのない答えを言って、その場をしのいできた。
友人だったら「幸せになる」とか
先生だったら「合格する」とか
親や上司だったら「昇進する」なんて。
夢や目標を持ってないと、人間失格、みたいな。
社会人として向上心が足りない、みたいな。
大それた夢や目標、もっている人はすごいと思うけど、もってない人だっている。
わたしは人に伝えられるような、大それた夢や目標はないんだよ。
でも決して、やりたいことがないわけではなくて、もっと身近な位置にあるだけだ。
それを夢や目標と言えたらいいけど、残念ながら、求められた答えではないことはわかるのだ。
これをやりたい。できるようになりたい。食べたいもの。欲しいもの。行きたい場所。見たいもの。ふれたいもの。
わたしはいつだって、小さな夢と目標を積み重ねて生きてきた。
いいじゃんね、それで。
あなたの、夢や目標は何ですか?
求められているラインの答えは、答えられます。
おとな、ですからね。
でも本当のことは、
言わない☆