『映画監督×起業』が目指す映像ビジネス――note&YouTube立ち上げの理由
皆さん、こんにちは。
私は「風」に映像の「像」と書いて「風像(ふうぞう)」という映像制作会社の代表を務めていますMikeこと三澤拓哉です。映画監督として活動して10年ほど経ち、会社を立ち上げてからは3年になります。その中で積み重ねてきた「映像づくり」や「SNS動画の活用法」などのノウハウを共有したいと思い、「Mikeの映像ビジネス探求note」というnote&YouTubeチャンネルを立ち上げました。
チャンネル名の由来
実はほかにもいくつかnote&チャンネル名の候補があったのですが、最終的に「Mikeの映像ビジネス探求note」に落ち着きました。よりビジネス寄りの名前にしようか迷ったり、映像クリエイティブ面を強調しようかと考えたりしていたのですが、いろいろ検討した結果、この名前に決めたのです。
その背景には、音楽プロデューサーのクインシー・ジョーンズが生前に残したとされる言葉があります。音楽プロデューサーの松尾潔氏がインタビューした際、彼は「自分がやってきたのは音楽とビジネスという二つのものではなく、“音楽ビジネス”という一つのものだ。音楽を神棚に置かず、ビジネスを毛嫌いせず、あくまで音楽ビジネス続けてきたからだ」といった趣旨のことを語っていたそうです。
この言葉を読んだとき、自分もまさにこの思いを持って起業したのだ、と改めて感じました。映像とビジネスを切り離さず、あくまで一体のものとして捉えたい、と。
※2024年11月8日日刊ゲンダイより
映画監督としての反省と新たな挑戦
私は10年ほど映画監督の仕事を続け、いくつかの作品が国内外の映画祭で招待・受賞されたり、新聞や専門誌で好意的に評価していただいたこともあります。しかし一方で、「興行面の成果」というビジネス的な部分は、正直なところ十分に満足できるものではありませんでした。
そこで、自分に欠けているものと向き合うために立ち上げたのが「風像」という会社です。自身が制作に携わった映像が“市場”や“マーケット”の文脈でどれだけ通用させられるのか、実際に試行錯誤しながら新たな映像表現を見いだす場として会社を設立しました。
このnoteとYouTubeでは、クインシー・ジョーンズの言う「音楽ビジネス」の映像版、すなわち「映像」と「ビジネス」をあくまで一つの「映像ビジネス」として捉える姿勢を大切にしたいと思っています。マーケットが求める映像とは何か、ビジネスを意識するからこそ生まれる新たな映像表現は何か――そんな疑問に対して、実践しながら学び、リアルタイムで報告する“記録の場”にしていくつもりです。
視聴者へのメッセージ
映像制作に興味がある方
ビジネスを広げるためにPR動画やSNS動画を活用したい方
映像そのものが好きで、ビジネス要素にも少し関心がある方
こうした方々にとって、何かしらヒントになる情報を共有したいと考えています。ここ数年は映像のワークショップの講師を担当することも増えてきたので、撮影や編集についてのTIPSも時折混ぜていくつもりです。
実は今日もワークショップでした
ちなみにこれを執筆している今日(12/26)もワークショップに行ってきました。「ニックネームを書いてください」と言われた際に初めて「マイク」という名前を使ってみました。意外とすんなり馴染んで、自分としても新鮮な体験でした。
※なぜ「Mike」かはまた今度。
普段のワークショップではiPadやスマートフォンでの撮影・編集が中心ですが、今日は参加者が多かったので、機材を使わずに「5枚のイラストを自由に並べ替えて物語を作る」という手法で行いました。さらに吹き出しを付けてセリフを考えるなど、想像力を働かせながらストーリー作りを楽しんでもらったと思います。改めて、物語を作るって、こんなにワクワクが共有できるんだな、と実感しました。
今後の方針
今回の投稿は「なぜ『Mikeの映像ビジネス探求ノート』という名前にしたのか」の説明がメインでした。今後は、映像をビジネスに活かす方法や、実際にうまくいった事例・失敗した事例なども含め、可能な限りリアルタイムで発信していきます。どうぞお楽しみに。
それでは、また次回お会いしましょう!