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2025年1月ボドゲプレイレポ
プレイ記録
タイトル数:42
プレイ回数:44
年が明けました。
今年の目標はボドゲの翻訳をもう少し頑張りたいと思います。
あと、趣味なのに無理してストレス溜めないようにしたいので、今年は相席で遊ぶのはできるだけ避けようかなと思います。
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新年ボドゲ会がいくつかあり、軽めの作品を中心に遊ぶことができました。
定例会では、ようやく「ケレス」本戦1回戦を行うことができました。
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プロモ拡張をてんこ盛りにして4人戦、得点の稼ぎどころや効果のバリエーションが増えて、基本ゲームのみと比べて戦略の幅が少し広がり、勝ちを取りに行きやすくなった気がする。
個人目標や早取りで得点を稼いだつもりだったが、リソース確保の鈍化で建設競争の動きが鈍り、結果は辛勝。
次は勝たせてもらえなさそう💦
ホーリー:フェスティバル・オブ・カラーズ
インドで有名な奇祭、ホーリー祭をテーマにしたボードゲーム。
グラールと呼ばれる色粉を誰彼構わずかけ合うお祭り。
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3階層にフィールドが分かれたエリアマジョリティのゲーム。
担当するカラーのグラールをばら撒くことで点数を稼ぎます。
お祭りの醍醐味であるグラールのかけ合いの要素もあり、他プレイヤーに直接浴びせることが出来れば点数も稼げます。
手持ちのカードには、撒き方のパターンが描かれており、その通りに撒くことができないとそのカードでアクションを実行できないため、マス目の早取りとパズル的要素を含んでいます。
手番では「グラールを撒く(必須)」「移動する」「次の階層に上がる」を任意の順番で実行できます。
各階層に残った自分のグラールは階層と同じ分の点数が発生し、他プレイヤーに浴びせたグラールは1つ2点となります。
直接浴びせることができれば、ボーナス1点が即座に入ります。
移動は他プレイヤーが居ないマスであれば、同じ階層内ならどこへでも移動が可能。
ただし、他プレイヤーのグラールを踏めば相手の点数になってしまいます。
次の階層に行くには条件があり、四方をグラールに囲まれている必要があります。
上層階でグラールを撒いた場合、撒いたマスの下層にグラールが有れば留まり、無ければ落下していきます。
その落下で下層に他プレイヤーが居た場合、グラールがかかりますが、直接浴びせていないのでボーナスは得られない仕様。
ゲームの終了は、グラールが無くなるか、アクションカードを全て使用するかのどちらかに全員がなるまで。
その後、得点計算して点数を競います。
立体的かつカラフルなので、見た目はとても綺麗です。
インタラクションも、程よい絡み具合で人数気にせず楽しめる設計だったと思います。
でも、階層が分かれている設定はテーマとは少し乖離があるようには感じました。
戦略の方針がゲーム毎に変わるようなカードがあり、リプレイ性は含んでいます。
クラフトビールフェス
面白いエリアマジョリティゲームを遊ばせてもらいました。
24年秋ゲムマで発売された佐藤雄介氏の作品。
タイムボムの作者として有名ですが、KONAMIやブシロードがボドゲに参入したヨフカシプロジェクトの作品にも携わっておられる方です。
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クラフトビールの祭典を舞台に、8つのエリアでより自分のクラフトビールを注文してもらおうというテーマ。
各エリアで一定数の人気が集まると、その中央にそのエリアの人気銘柄が置かれます。
さらに、中央のエリアにも各エリアの人気状況がリアルタイムに更新され、その中央エリアでも一定数人気が出るとフェスでの人気ナンバーワンの座を獲得できるという設定です。
要するに二重構造のエリアマジョリティなんですよね。
周囲の8エリアでマジョリティ争いをしつつも、各エリアのマジョリティ争いの結果が中央にも反映されちゃう。
さらに特徴的なのは、マジョリティ争いの仕方です。
手番時に手札からカードを2枚使うことで、どの場所にクラフトビールを配置するかを決めます。
カードは1~8の数字が描かれた、7種類の効果付きのカードが用意されています。
1枚目で8エリアのいずれかを、2枚目でそのエリアの番号とカード効果を指定します。数字は座標ってことですね。
既にビール駒が存在する場所には置けません。
そして大事なカード効果。
自分や相手のビール駒を動かしたり、入れ替えたり、追加したり…これにより、リードしているエリアもすぐ塗り替えられてしまいます。
ビール駒の配置とカード効果を適用した結果、エリア内に3つ以上で最大数のビール駒のプレイヤーがそのエリアを占有しているとみなし、証としてエリアの中央マスにビール駒を置きます。
最大数が複数人いる場合、ビール駒を配置している番号がより小さい方が優先されます。
カード効果で上手くエリア内の数を操作しつつ、リードを守ったり、けん制したり、程よいインタラクションと悩み過ぎないカードの選択肢でとても良いゲームでした。