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2024年11月ボドゲプレイレポ

プレイ記録


タイトル数:18
プレイ回数:20
今年一番遊ばなかった月でした。
仕事の環境がいろいろ変化したのが主な原因なのですが、ストレスがかかりやすい時ほど、安心できる場でないと趣味が楽しめないと思ったので、遊ぶ機会も少なく、結果いつもの半分以下しか作品に触れられなかったなぁ。

ボドゲしていない間は、ボドゲの翻訳をできるだけ進めました。
翻訳作業はchatGPTを活用するとより快適になりましたし、細かなニュアンスなんかは調べると勉強になったりして、遊ぶだけじゃないボドゲへの関わりも身になるなと感じた期間でした。

新作の「京都の猫」を遊びましたが、思った以上にすぐ終わってしまって、少し呆気なかった。シナリオなどを入れてボリューム増した方がいいのかも。
クラファンの時から気になっていた「ザ・クィーンズ・ニュー・キャピタル」も遊びました。残念ながらルールブックが難解な類いの構成で、ゲームの終了条件すらよくわからなくて、ビジュアルが良いだけにちょっと残念だなと感じた作品でした。

カードのビジュアルはストップモーションキャプチャのような世界観で良かったけど

今までここで紹介してきた作品はほとんど所持している作品から選んでいましたが、遊んだ作品数が少ないので、今回は遊ばせていただいた中からもピックアップしていきます。

ポンペイ滅亡

時は西暦79年、イタリアのヴェスヴィオ火山が突然噴火し、ポンペイ市街に火砕流が雪崩れ込み、街を飲み込んでしまうというポンペイの悲劇を題材にしたボードゲームです。

作者はカルカソンヌで有名な、クラウス=ユルゲン氏。
ハンドマネジメントタイル配置が主な要素です。
目的は、噴火によって街に迫る火砕流から自分の住人たちを街の外に逃がすこと。

ゲームは2部構成になっており、前半は住人たちを街に配置していきます。
いつ噴火が始まるかにドキドキしながら、自分の住人をカードに示された箇所に配置していきます。
カード補充の際に、特定のカードが一定数公開されると火山が噴火します。

噴火が起こると後半戦。
最初に何枚かの溶岩タイルが街に出現したら、各プレイヤーの手番が回るごとに溶岩タイルを追加していきます。
もし溶岩タイルに住人が飲み込まれたら、火山の火口に放り込まれます。(酷い)
その後、自分の住人たちをカードによって街の外へ向かって退避させます。

命からがら街の門から外に脱出した住人は、コマごとに1ポイントになり、溶岩タイルが尽きるか、住人が街から全て居なくなると終わります。

このゲームの面白いところは、溶岩タイルの動きがプレイヤーに委ねられていること。
意志を持った溶岩が住人に迫り、ライバルの住人を消し炭にしていきます。
なんなら、門に先回りして行く手を阻んできたりもします。

そうしたインタラクションがありつつ、ガチガチなゲームでもないので、パーティーゲー感覚でライバルの足を引っ張って楽しめます。(やってることは殺戮ですが)

リバーバレー グラスワークス

こちらも遊ばせていただきました。
アートワークはエバーデールで有名なアンドリュー・ボスレー氏。
動物キャラクターだとエバーデールかと思っちゃいますね。

川からガラスを集めてお店を開くために棚に飾っていくゲームです。
モジュラーボードオープンドラフトパターンビルドといったシステムになっています。

手番でできることは、川からガラスを集めること、もしくは、湖からガラスを拾ってくること。
ガラスは8色あり6種類の形をしています。

鞄から川にガラスを支払うことで、川のガラスを獲得できるのですが、川タイルにはガラスの形状が描かれており、その形に合わせて払う必要があります。
支払ったガラスを川タイルに置いた後、隣接する川タイル上のガラスを全て獲得します。
獲得したガラスは工房ボードに配置するのですが、色毎に分けて配置します。新しい色のガラスが手に入ると一番下に、既に配置している色は上側に積んでいきます。
空になった川タイルは、上流に配置して石を補充します。

湖から拾ってくる場合、5つある内、4つを鞄に入れます。
鞄の上限は5つなので、オーバーしないように気を付ける必要があります。

手番を繰り返していき、誰かが17個獲得したラウンドで終了トリガー。
手番合わせした後に、もう一手番ずつ行ってゲームが終わります。

最後に得点計算をします。
横列はボード下側に描かれた点数が、左詰めに連続で埋まっている最大値で各列から得ます。
縦列からは一番高く並んでいる色の上位2位までが、高い位置に描かれた点数を得られます。
鞄の上限を超えた場合や、工房に配置できなかった石は、ペナルティでマイナス点になります。

このゲームの面白いところは、8色あるガラスに対して、工房に配置できるのは7色で各色5つまでなので、取り過ぎるとペナルティを喰らってしまうこと。
相手が欲しい色・欲しくない色を見ておくことで、動きが戦略的になって面白くなります。
ガラスの色毎に個数が違うため、色のレア度ができ、工房に配置する色や順番も考える必要があります。

1ゲームがサクッと終わるため、繰り返し遊びやすいのも良かったです。
クラファン発のゲームで、当時プレッジしようか悩んで流れてしまっていたので、遊べて嬉しかった!
BGAでも遊べるのですが、やっぱアナログで遊ぶ方がテンション上がるなぁ。

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