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2024年3月ボドゲプレイレポ

プレイ記録


タイトル数:64
プレイ回数:69
月後半は体調崩しがちでしたが、定例会や小箱会があり、たくさんの作品を遊ぶことが出来ました。

定例会

数年前から固定メンツで重ゲーを回す会をやっていまして、4戦やって順位ポイントで勝者を決めるバトルをしています。
この会ではルチアーニのゲームが選ばれることが多く、発売当初からゴーレムでバトルすることが決まっていました。
ただ、最近はメンバーの一人が出産と育児に奮闘中のため定期的な集まりが出来ていなかったのですが、漸く1戦目のスタートを切ることができました。

コンポーネントも要素も多く、場所をめちゃくちゃ取る

粘土人形「ゴーレム」を街に派遣して仕事をさせつつ、暴走しないように監視役を置いたり、効率的に運用できるように改良を加えたりしていくゲーム。

箱がホラーチックですが、メインとなるのは研究。改良を進めていくことで見えてくる燭台と特定項目の条件との掛け算で得点を稼ぎます。
4ラウンド行って得点が高い人が勝者です。
ただ、1ラウンドに行えるアクション数がたったの3手、4ラウンドで12手しかない。とても1手が重いゲーム

マーブルと呼ばれる球を獲得することで、獲得した列の対応したアクションを行うマーブルアクションが2回。
ラビと呼ばれる神父の駒を使ってアクションを行うラビアクションが1回。
どのタイミングでどのアクションを選ぶかも重要だし、特徴的なマーブルは振り次第で偏ることも多々あるので、パスを使って後に再振り直しした際にアクションを行うということもできる。

燭台は赤青黄の3色あるのですが、そこから得られる得点も上限があるので、特化させてもすぐに頭打ちになります。必然的に満遍なく手を付ける必要が出てきて、効率的な動きが要求されるゲームでした。

1戦目は3位と残念でしたが…こっからは盛り返す!!

ボドゲ棚

棚に入りきらないボドゲの整理を進めている中で出会ったのが、近所の閉店間近の文房具店。
文房具のみならず、什器まで破格で販売されていて、これ…ボドゲ棚に使えるのでは?と思い切って購入しました。

見栄えよし、収まりも良し。

すると、ビックリするくらいオインクゲームズの小箱シリーズがジャストフィットで。Xに写真を載せると、たくさんのボードゲーマーさんたちからイイネをもらいました。

棚の最上段って大箱の縦置きが(サイドにガードがなくて)し辛くて、かと言ってあまり横置きで積みたくない人なので、見栄え的にも段々で詰めるこの什器がステキすぎました。
追加で購入し、結局4台を2つの棚の最上段に展開しています。
このサイズのアクリル什器だと、少なくとも5千円、大体1万円前後とかする代物だと思うのですが、500~1000円の値付けからの、50%OFFという中古とはいえ破格中の破格でゲットできたのがとてもラッキーでした。

友達に話したら「俺も欲しい!」と数万円レベルのでっかいやつを1000円くらいでゲットしてました。
ボドゲ棚の飾り方に新たな知見を得た出来事でした。

モルック

ボドゲ仲間からキャンプのお誘いを受けまして、ゆったりした時間を過ごしたくて連れて行ってもらいました。
こういうアウトドア趣味ってないから、テント設営の手伝いもあくせくしていましたが…BBQやら火起こしやら非日常感ってすごく楽しいですね。
だからこそ、ボドゲの世界観(フレーバー)ってすごく好きなんですけれども。

そんな中、初めてのモルックを体験。
得点棒を2つくっつけたくらいの棒を離れた位置から投げて、倒した数だけ点数を得るか、1本だけ倒した場合はそれに描かれた数字分だけ点数を得る。
且つ、総得点が目標点数ピッタリになるように点数を稼ぐことがメインのゲーム。
やることはシンプルなんですが、コントロールが大事なのでボドゲというよりスポーツって感じですよね。

最初は固めて配置するんですが、弾いて飛んだ先で立て直すのでどんどん広がり離れて行くんですよ。
外し過ぎても脱落しちゃうので、後半ほどドキドキした投球で楽しい緊張感を得ました。

クルセイダーズ

最近、日本語版が発売されたクルセイダーズ。
実は5年前に友人に海外版を遊ばせてもらって、面白かった記憶のあるゲームなので購入しました。

重ゲー感ありますが、中量級なので遊びやすい

所謂、マンカラ御三家と呼ばれる内の一作です。
「クルセイダーズ」「トラヤヌス」「ファイブトライブス」が御三家なんだとか。

テーマは十字軍。十字軍が影響力を高め、国王フィリップ4世が十字軍の影響力を恐れて解散させるまでを作品に落とし込んでいます。
ヨーロッパ西部から東部へかけて敵を討伐したり、建築物を建てることで名声を高めていきます。
特徴的なのは、終了条件が全プレイヤー間で獲得したポイントが一定数に達することと、マンカラ式に駒を手元で動かしてアクション管理をすること。

手番では、やりたいアクションを選んで、そこに乗っているアクション駒の数がポイントとなってアクションを実行し、駒をマンカラ式に時計回りに配置していきます。
アクション駒が一箇所に多く乗っているほど、移動力が上がったり、戦力が高くなったり、コストを賄ったりすることができます。

アクションタイルの改良もできて、一箇所で2つのアクションを選べるようになったりとアクション駒をどこに流して貯めておくかがとても重要なゲームで面白い。
得点は移動以外のアクション毎に得られるので、みるみる減っていき、プレイ時間はとてもスピーディです。

加えて、各プレイヤー毎に能力付きの十字軍を持つので、リプレイ性もあってとても良いゲームです。

クライオ

重めのゲームってメンツを選ぶので、なかなか回せなかったりするのですが、積み過ぎた作品だったので、メンバー集めてようやく回しました。

何者かによって破壊工作が行われ、宇宙船が氷の惑星に不時着した。
墜落時に宇宙船の各エリアが離れた場所に落ち、コールドスリープに入っている船員たちのポッドも各エリア毎にバラけてしまった。
夜は超極寒で地表では生命体は生きていけない。
日没までにポッドを回収し、奇跡的に見つけた地下空間へ運び込め。
といった内容のゲームでした。

ジャンル的にはワカプレエリアマジョリティ
各プレイヤーは1勢力を担当し、自分の勢力のポッドや資源を3機のドローンを操って回収していきます。

実は各勢力間は緊張状態が続いているのか、この機に及んでも破壊工作が行われる可能性があります。
正体隠匿要素は全くないですが、最大3機のドローンを飛ばした後に回収を行うと、必ずトラブルタイルを選ぶ必要が出てきます。
その際に破壊工作のタイルを選んでしまうと、選ばれたエリアの1区画のポッドが破壊されてしまうのです。足の引っ張り合いが発生しちゃう。

それでいてワカプレですから、他人が入りたい場所に先にドローンを飛ばすこともできますし、フレーバーを加味すると大分戦争してますね。

集めた資源はその場しのぎの輸送機作成に使ったり、能力を身に付けたり、ポッド回収などに充てられます。
集めたポッドは輸送機に乗せて、エネルギーや資源で地下へ運び込むことができます。
地下は今後の生活空間となるので、ここでも派閥争い(エリアマジョリティ)が発生。
(フレーバー的に)人の醜さが表現されたゲームでした。

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