30年で300本以上監督作品を世に出した私が…今、挑む!映画祭🎬さいはて奥能登珠洲映画祭❗️
上記写真は石川県珠洲市内に現存する旧スメル館(映画館)に残る畳桟敷席
さいはて奥能登珠洲映画祭実行委員会代表の今井和久です。28歳で監督デビュー以来、現場一筋30年の私が今何故?映画祭開催を目指しているのか⁉︎実は本人がいちばん驚いているんです。
2024開催予定のさいはて映画祭と映画『すずシネマパラダイス』そして、自身の思いを数回に渡りお話しさせていただきまます。
コイツ一体何者?と思いますよね〜自身の事を詳しく話しはじめるとこれでひと物語出来るので(笑)誰がつくってくれたかわかりませんが、中身は間違いはありませんのでWikipediaを添付いたします、詐欺師じゃないのか?って!ご確認下さい。笑
私は石川県金沢市生まれ、母は奥能登輪島市出身です。小学生の頃は夏休みになるとひと月ほど輪島で過ごすこともありましたが、今思えば直ぐ隣の珠洲に足を延ばすことはほとんどなかったと記憶しています…その奥能登珠洲に今❣️魅了されています。
生まれ育った金沢に住んでいた頃は地元の風土はあまり好きではなかったんです…弁当忘れても傘忘れるな☂️的気候も、よく言われる保守的でプライドが高くと嫉妬の強い土地柄とか…将来、自分自身が保守的で…だったと身に沁みるのですが…。
地元を離れてからは『出身はどちら?』『いいとこですね!羨ましい!』とか言われて、なんか誇らしい気持ちにもなりましたが、その時はいつも…生まれ育った地元、金沢・石川・北陸の事を何にも知らないという事に気付かされたのです。
その後、連続ドラマや二時間ドラマでいわゆる凱旋帰郷😅する事もあったのですが、その時も同じように、地元の事を何も知らないと痛感させられました!そして、同時に地元、故郷の魅力を今更ながら感じることも出来たのです…元々、作品作りはスタッフ・キャスト、携わるすべての方々の支えで成り立っていますが、地方での撮影では特に地元の方々のお力添えは不可欠です。
ロケでご指導いただいた『友禅流し』…通学路だった『武家屋敷』…何を今更勉強しているのかと恥ずかしい思いの中、それでも…故郷の魅力を感じることが出来たのは私にとっては大きな事でした。
その後、地方のみならず都内の撮影でも、ロケ地の魅力感じながらも、観光ドラマでないわけですから、どの様に魅力を作品に染み込ませるのか…
映画『旅立ち〜足寄より〜』では一年かけて北海道で撮影、『GTO台湾』では半年台湾を行き来して準備撮影、長期に渡り地域に携わる経験で確信出来たのは、地域の魅力は文化とともにその地域で生活されている人の魅力なんだと強く感じました。そして、その地域の方々の思いを受け止めることが出来れば、それはきっと作品に染み込んでいるはずだと今は言えます。
そして、生まれ育った地元石川県で地域と人の魅力を発信出来る作品をつくりたいとの思いが強くなりました。故郷があまり好きじゃないと思っていた私に…全国の国外の地元愛溢れる方々が私に気付きを与えてくれたのです。
それからいろんな企画を模索して失敗を繰り返していたそんな時…ご本人は地元ではレアキャラだったとおっしゃっていますが、私の見立てでは、私と同じにおいがする(失礼^_^笑)バリバリの石川県人の脚本家中川千英子さんがnoteで投稿していた連載小説『すずシネマパラダイス』と出会うのです。
それはまだコロナのコの字もない数年前の事でした。次回②につづく…。
連続ドラマを長くやってきたくせで、連載にさせていただきます。笑
次回は映画『すずシネマパラダイス』の魅力とネガティヴにとらわれがちな石川県人の土地柄・キャラが石川県人の最大の力と魅力だと言うお話し、それがどの様に映画祭に繋がっていくのか⁉︎
ご覧いただければ嬉しいです。
『岡村洋一のシネマストリート』
かわさきFM79.1・毎週月曜日13時〜15時放送の3月14日の生放送に私と脚本家中川さんと二人で出演予定です。さいはて映画祭と映画『すずシネマパラダイス』について熱く語ります!
最後に…
さいはて映画祭のテーマ
『持続可能なくらしと多様性』
は平和が根幹である事は言うまでもありません。
チャップリンのメッセージです…
『私たちは たがいに助け合おうとすべきです。
人間とは そういうものなのです。
私たちは 他人の不幸によってではなく
他人の幸福によって
生きることを 望みます。』
チャーリー・チャップリン
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