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【8/5】名古屋まつり郷土英傑行列コースを毎日歩く 浮谷東次郎の書籍

8月5日のウォーキングコース
名古屋駅ミッドランドスクウェア前(8:25)~笹島交差点~納屋橋~伏見~栄交差点~大津通南下~若宮大通(9:04) 

 今日は結果的には39度になったらしいですね。こんなことになろうかとこの日は朝からウォーキングに出ました。てか、朝の8時半なのにもう蝉時雨が聞こえてきました。広小路通りってあちこちに樹木が立ってるんですが、どこに行っても蝉時雨でしたね(笑)。

 昨日浮谷東次郎について書きましたが、本棚にあった関連書籍を読み直してみました。

 表紙に乗っている「クライドラー」(バイク)は「知ってるつもり」でも冒頭に実物(レプリカ?)が紹介されていますが、今から見ると電動機付き自転車のような代物で、それで箱根の山を越えるとか(!)今考えてもすごいことでした。これを15歳の夏休みに決行して書籍化してるからすごいですね。

 この本は前にも書きましたが、週刊少年ジャンプに連載された「燃えて走れ!」の元ネタになった本です。

 数あるエピソードの中では「HONDA」創業者の本田宗一郎氏に「ご子息の博俊君と友達になりたい」との手紙と「がむしゃら1500キロ」を贈るところが面白い。実は当時ホンダの最新型のスーパーカブに興味があったからのようですが、こんな下心ミエミエの申し出にも関わらず、宗一郎氏は「面白そうだから友達になってあげなさい」と博俊氏に勧めます。その結果、東次郎はしょっちゅう本田家に遊びに来るようになりました。それも「ヤマハ」のバイクに乗って(!)。HONDA創業者の家にですよ(笑)。普通だと「なんてヤツだ」と思われるところを宗一郎氏の懐の深さというか、東次郎の「人たらし」のうまさというか(笑)、気が付けば家族同様の存在になってしまうんですね。

 つくづく、惜しい人を亡くしたなあって感じます。


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