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【1/3】名古屋まつり郷土英傑行列コースを毎日歩く 『冤罪と人類』(管賀江留郎)

1月3日のウォーキングコース

若宮大通(17:17)~大津通北上~栄交差点~伏見~納屋橋~笹島交差点~名古屋駅ミッドランドスクウェア前(17:59)

 今日は百貨店他、主だったお店が空いていたので、大津通もいつもの土日より心なしか少なめ、程度の人出がありました。途中で雨がパラついてきましたが何とかウォーキングはできました(ホッ)。

 かなり前に読んだ『冤罪と人類』をもう一度読んでみました。今回、amazon他の書評を読んでみましたが・・結構ケチをつけてる人が多いのにビックリ(苦笑)。

 たしかにタイトルにもある『冤罪』は「二俣事件」しか出てこないし、冤罪を惹起した男「紅林刑事」について触れられているものの、前史としての内務省と司法省の争い、国家警察と地方警察の実態、差し戻し決定に至る最高裁判事たちの煩悶と必然、衆議院議長であり弁護士でもあった清瀬一郎の役割、「日本初のプロファイラー」吉川澄一氏他の話題のほうが多くて、散漫だの駄長だの悪評が付けられているようです。僕はむしろ、話題をいろいろ提供してもらえたことを評価しますがね(個人的な見解です)

 なんといってもこの本で吉川澄一氏を知ったこと、「浜松事件」(『日本の精神鑑定』に出てきたけどこの事件読んでませんでした)を改めて読み解くことができたことなど、この本を読んでよかったと思いました。強いて言えば法学部生向けかもしれません。それ以外の方はちょっと難しいというか、とっつきにくいかも。




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