自分のアイデンティティってなんだろうと考えていた。日本語では存在証明や同一性と訳されるらしい。その人たらしめる要素のことだけど、人生において強烈な何かを成し遂げた人など一握りだと思う。自分を振り返っても、会社で特許を取ったとか受験を頑張ったとか配信してるとかゲームが好きとか、なにかしらで上位数%になった経験はあるけど、個々の要素があなたの存在証明ですかと聞かれればNoと答えそうだ。自分のことを他者に認めてもらうために積み重ねたすべての経験がアイデンティティを形成している。自分
雨が好きか嫌いかなんて他愛もない質問はいままで何度もされたことがある。大体はその日の気分によって答える。実際のところ明確な答えを持ち合わせてはいないが、今の気分は好きだ。やるべきこともなく、ただ暇を持て余しているときの雨はちょっとしたイベントだ。見慣れた風景がほんの数舜のあいだに変化していく。水たまりができ、草木が揺れ、車のフロントガラスが洗われていく。外に出る用事もなく、安全な屋内から眺めていられる。いまはそんな小さな幸せを噛みしめている。
生温い西風を浴びながら薄暗い田舎道を散歩していると、田圃の土がひび割れているのに気が付いた。この時期にあえて水をやらないことで稲の根を生長させると小学校の時に習ったこと思い出しながら、稲ですら危険な状況になれば根っこを伸ばすのに、ニートの私は徐々に水を抜かれても根っこは全然成長しないなぁと何故か気分が落ち込んだ。この道に全力をかけると決断さえすれば問題なく成長できるのだろうが、好きなことで埋め尽くされた今が幸せ過ぎてイマイチ気分が乗らない。あれをやるか、これをやるかと、このま
おはようございます。 みなさん挨拶はしていますか？ 元気よく挨拶をするとたくさんいいことがあります。 相手に自分の存在を認知してもらえます。挨拶をしない人は存在を認められません。挨拶をすることで自分のことを好意的に受け取ってもらえます。あの人は挨拶ができる人だと思ってもらうことで話しかけやすい雰囲気を作ることができます。困っていることを助けてもらいやすくなります。自分の空気感をわかってもらえます。自分が今日どういう気分なのかを相手に伝えることができます。相手の気分も同時
私はゲームが大好きである。 生まれて初めてゲームというものに出会ってから今日までゲームが嫌いだったことはない。 ここでいうゲームは広い意味を持っていて、ある一定の条件の元でゴールが設定されており、他者と競い合ったりハイスコアを目指すものをゲームだと考えている。なのでスポーツもゲームと言える。 ゲームを楽しむ理由は人によって違うけれど、私はゲームを通じて自己実現、自己表現ができるというところがポイントだと思う。限られた範囲の中であれば何をしてもよく、精一杯工夫したり努力す
にんにくを食べると幸せになれる。 強烈な風味でお肉をよりおいしく食べることができる。疲労回復、滋養強壮、殺菌作用があり、豊富なたんぱく質が含まれている。中国産であれば3個で100円という手軽さもうれしい。カリカリに火を通してもいいし、刻んで生で食べても風味が強く、料理のアクセントになる。 ラーメンに入っているにんにくは特に良い。食欲が増進し、最高の気分になる。にんにくの強い香りと味がスープと麺に絡み合い、一口食べるたびに幸せが広がる。にんにくにはアリシンという成分が含まれ
例えば、私が少し将棋を理解できる人間だったとしても、おそらく藤井聡太と羽生善治の序列の違いは理解できない。 可視化されているレーティングや持っているタイトル、勝率などからなんとなく藤井聡太が化け物であると理解する。 私は大谷翔平の試合を見るのが好きだが、大谷とジャッジのどちらが投手にとって怖い打者なのかは全く分からない。 eスポーツを観戦していると、この傾向はより顕著だ。ほとんどのファンは選手の正しい序列を理解できていない。一番人気の選手が一番実力があると思いがちである
中身がない人間は嫌われるという。 私は他人のことを、この人は中身がないなと思ったことがないのでどういう人を指すのか全く分からない。 中身がない人という表現は信念がない、教養がない、面白くないみたいな文脈で使われていることが多いが、果たしてそんな人が存在するのだろうか。 人と話すとき、相手は自分の鏡となっている。 相手のことを中身がない人間だと思ったら、他人に何かを求めすぎていることの裏返しだ。 私が中身のない人間に出会ったことがないのは、自責思考、内省的であることが大
考えてみる。 もし労働時間が0であるのであれば月50万円もらえたほうが当然いいはず。 0でない場合は月50万円をもらうためには10万円の5倍頑張らなければならないので、どこかに月10万=月50万の時間がある。 時給1000円の場合、（最低賃金アルバイトレベル） 月10万円なら100時間労働、月50万なら500時間労働 これはまず月500時間も働けないので月10万になりそう。 時給2000円の場合、（若手～中堅社員レべル） 月10万円なら50時間労働、月50万なら250
私は二子山部屋の力士たちがご飯を食べるチャンネルをよく見る。 相撲部屋の力士たちがご飯を作って食べるのがメインコンテンツのこのチャンネルは開設と同時にバズりまくり、あっという間に大きくなった。 このチャンネルの動画の大部分は料理してご飯を食べる力士が映っているのだが、そこだけが魅力ではない。 ごく一部の人しか知りえない力士の日常、ほとんどスポットライトに当たることのない幕下以下の力士たち、新たな弟子との出会い、別れ。 最初は確かに力士が大食いするところを見に来たのかも
と決めている。 いつまでもガキンチョの精神で生きていくほうが健康的だなと。たとえ見た目がおっさんおばさんと言われるほどの年齢になったとしても。 人の中身は15歳くらいからほとんど変わらなくて、社会性を獲得していく中で外面だけ取り繕うのがうまくなるだけだ。 必死に大人を演じながら、自分のことをガキンチョと思いながら、おっさんになりたくないと思いながら、自らをおっさんと標榜するのは他人に嘘をついている。 いつからか、自分が年齢を重ねることが嬉しくなくなった。なんとなく、中
私は自他共に認める無精者である。 掃除、洗濯、料理、風呂、身の回りのすべてを簡潔に済ませないと気が済まない。 そういった性格がどこから来たのかというと、中学校の数学の先生による雑談からだったように思う。 曰く、数学者は怠け者だ、と。 怠け者であるから、いちいち文字を書くのが面倒で代数を開発したのだと先生は言っていた。 私は数学が得意であり同時に怠け者であったので、中学生ながらに代数を開発した名も知らぬ数学者に共感したことを覚えている。 成長した私は、一人暮らしを始
だと思った。 2024年6月、都知事選で50人超の立候補者が出て選挙ポスターが個人の広告に使われて大変なことになってるらしい。 以前より都知事選には変な泡沫候補がおかしな政見放送を行って注目を浴びることはあったけど、女性の全裸や出会い系サイトへの登録を促すようなポスターが貼られているのを見てよくこんなことを考え付くもんだと逆に感心した。 自分の感覚からすればこんなところに広告を出すような頭のネジが吹っ飛んだ団体に関わらないほうがいいと思うけど、よく考えれば広告の目的とは
なんとなくキーボードを叩きたい気分だったので、全く動かしていなかったnoteのサブ垢を少し改造して文章を垂れ流す。 文章を書くことでお金が稼げないかと考えて、どうせ単価の安い仕事になるなあと足踏みして何も前に進んではいない。 ただ何かを生み出したい。それは文章を書くことでもいいし、面白いアプリを開発することでもいい。法律に違反しなければなんでもいい。 そして楽しいことをしたい。楽しくなくてもいいのであれば今頃はまともに就職して働いているはず。というか会社を辞めてない。
