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遺言日記 「亡くなった人の悪口は言えないけれど、夫の悪口は言いたい。」

義父(夫の父)が亡くなった
別居中の夫からの電話て知る。
「葬儀に参列してほしい」
(喪主の妻としていてくれたら助かるそうだ)

別居17年とはいえ、まだ籍が入ってるので仕方ない。
針のむしろを覚悟して「わかりました」と答えた。

東京から娘も来てくれた。

通夜の夜
家族席前列に喪主の夫、その隣に義母、義弟、義妹とその夫。
後ろに娘、わたし、義弟の子供3人が並んだ。

夫がわたしを隅の方に呼んで
小さな声で「一般の人の席に座るか?」と聞いてきた。

「わたしがここにいたら都合が悪いの?だったら帰ります」
と答えると
夫はしどろもどろしながら
「いや、そっちの方がいいかと思って」と言う。
(喪主の妻としてきてほしいって言ったのはあんたじゃん)
と言いたいところだけど
喪主で天パってる夫のズレた気遣いなのかも・・・と思ってこらえた。

「そういう人じゃん」と娘も言う。

期待に反れず、葬儀の3日間は針のむしろでありました。

ー義父の葬儀でびっくりしたことー

①夫が自分の息子の名前の漢字がわからなかった。
(出席できない息子の花輪を注文する時、「○○○(息子)の漢字ってどう書くんだっけ?」と聞かれた。)

②わたしの父親の名前がわからなかった。
(香典を預かってきたので渡したら、「この人誰なの?」と・・・名字でわからないのかしらん)

③義弟の妻が通夜にも火葬にも葬式にも出席しなかった。(義母と喧嘩したらしい。)

義弟の子供に「お母さん元気?」と聞いたら
「元気!元気!」ということで
昔の敵にアッパレ!



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