ついつい言っちゃってたこと
子どもたちが夏休み中に出会った絵本。
はやくはやくっていわないで
作・益田ミリ
絵・平澤一平
春くらいから姪っ子がトイレトレーニング中で
妹夫婦が必死になっているのをよく見かける。
トイレトレーニングといっても、本人の意思ではなく、親の都合だけど…
『はやくはやくっていわないで』
ってタイトルが姪っ子の心の叫びのような気がしてしまった。
わたしは親ではないから、姪っ子がオムツに用をたしたとしても叱らない。いや、親ではないとかそういうのではないけど、叱るのは違うと思うからかな。
だからなのか、わたしが妹夫婦の家に遊びに行っている時は、姪っ子は決まってわたしに「替えて」って言ってくる。
いいよ。いいよ。
オシッコだろうが、大っきい方だろうが替えてあげるよ。
かぶれたら痒いもんね〜
そうだよね。
スピードはみんなそれぞれなんだよね。
自分がオムツをつけていた頃の記憶なんてないからさ、大人の都合でいろいろ言っちゃうこともあるけど、子どもには子どもの都合がある。
ごめんね。大人って勝手だよね…
気をつけてても時々出ちゃうかもしれない。
でも言わないように気をつけるからね。
あなたのペースでいいからね。
そして、この絵本を読んでて泣きそうになる自分に気づく。
わたしも同じだ。
周りと比べて苦しくなることがある。
何でわたしだけ出来ないんだろう?とかさ…
取り残されてひとりぼっちな気がしたりして…
わたしのことは置いといて。。。
姪っ子に伝えたい。
大丈夫!いつかオムツ卒業する日は来るからね。と
世の中の大人の方々にも読んでもらいたい一冊。
やさしい気持ちに包まれるんじゃないかなぁ。
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