私のしあわせな食時間は
今週は、幸せな食時間を意識して、一週間を過ごしてみました。
そこでわかった私にとっての幸せな食時間は、次の3つです。
1.丁寧に作られたものを食べる時
百姓屋敷わらさんから届いた玄米ごはん入り米粉パンを食べました。
自家製の酵母に玄米ごはんを練り込んだというパンは、ごはんのように飽きない素朴な味だけど、ほんのり甘さを感じるパン。
何もつけない、むしろ、つけたくないくらい。
美味しくて、じっくりと味わって食べました。
やっつけではない、丁寧に作られている、気持ちがこもったごはんは美味しい。そこに向き合う時、食べ手もやっつけや、ながら族では食べられなくて、食べること、味わうことに真剣になるみたいです。
2.私のために作ったごはんを食べる時
最近は帰りが22時を超えると、家でごはんを食べないことが多くなっていました。そこで今週は、ストックおかずとごはんを作り置きして、遅くなっても何かしらを食べられるようにしました。
これやると、格段に自分が豊かになるのがわかります。特にハンバーグが、うれしかったな。
フライパンでハンバーグを焼く時のジュージューという音や、だんだんと肉が焼けていく匂い、最後に蒸し焼き状態にして、蓋を開けた時の湯気の中に見え隠れするハンバーグに、気持ちが盛り上がっていく、、、。
今思い出しても、ヨダレが出ちゃうあの感じが、たまらなくいいなと思いました。
3.親しい人とごはんを食べる時
いつもはひとりで食べることが多いごはん。
今週は息子夫婦が来て、夜ごはんを一緒に食べる機会がありました。
外で食べるプロのごはんは、もちろん美味しくて、美味しいものを、一緒に食べる楽しみがあります。
でも、親しい人と食べるごはんは、ごはんそのものというより、その人たちと過ごす時間にごはんがあることの方が大切なんです。
もし、その時食べたごはんがそれほど美味しいものじゃなかったとしても、それすら笑い話や、思い出となって、記憶に残っていくような。
そんな時間すら、共有することが楽しくて、有り難いことなんだと気づきました。
ほぼオートマティックで動けてしまうことを、こんな風に、時々立ち止まって、見直してみると、ようやく気づけることがあります。
ていうより、そうしないと気づかないことが、私には多いです。