物語シリーズ初心者向けガイド「物語シリーズってなに?」
今期7月6日から放送が始まる「物語シリーズ」の新作は、シリーズのファンにとって待望の作品なのですが、最後にアニメ化された続終物語から5年も経っているので、YOASOBIきっかけで気になっている人や今期から見る人向けに見るのに最低限の知識とその導入をできればと思っています。
1.そもそも物語シリーズとは?
物語シリーズは、主人公阿良々木暦が吸血鬼との出会いをきっかけに、様々な怪異と関わることになる物語です。彼の周りには個性的なキャラクターたちが集まり、それぞれの問題や怪異に立ち向かう姿が、キャラクター達の掛け合いとアニメの演出により、コミカルに描いていく作品になっています。
作品についての概要はざっとこんな感じなのですが、この作品独特の特徴がいくつかあるので、それについての説明もをしていきたいと思います。
特徴(その1) 話によって、主人公が変わること。
物語シリーズでは、その名前の通り、いくつかの物語が、章区切りで展開していくことから、主人公である阿良々木くんを主軸としたエピソードだけでなく、他のキャラクターを主軸に物語が進むことがあります。特に、新シーズンでは、さまざまなキャラクターが代わる代わる話の主人公となるので、そのキャラクターに対する知識が無いと、見づらいと思います。そこで、特に登場するキャラクターについて次の見出しで説明しようと思います。
特徴(その2)独特の演出
物語シリーズ全体を通して、画面全体を使った文字での演出や、静止画による場面転換など、他のアニメでは見ないような大胆な演出が多いこと。
例えば、その中でも有名なものが、シャフ度といわれるような、キャラクターが顔を振り向ける際の角度が特徴的な演出で、
作品の要所で突然場面転換することや、文字のみがフラッシュのように一瞬見える演出方法
キャラクターやその心情を描写する際、さまざまな演出を行うということは、頭に置いてもらえたらと思います。
2.ここだけ知ってたらわかるよ物語シリーズ
キャラとその関係性の軽い説明
阿良々木 暦(あららぎ こよみ): 主人公。吸血鬼の力を持つ高校生。様々な怪異に関わることで成長し、仲間たちとの絆を深めていきます。
戦場ヶ原 ひたぎ(せんじょうがはら ひたぎ): 暦の恋人。かつて怪異に悩まされていたが、暦との出会いで救われます。
八九寺 真宵(はちくじ まよい): 迷子の小学生の幽霊でしたが、今は暦の住んでいる町の神様になっています。暦とは親しい友人関係で、彼に助けられたことがあります。
神原 駿河(かんばる するが): 暦の後輩であり、運動神経抜群の元バスケットボール部員。怪異により腕に呪いを受けています。
羽川 翼(はねかわ つばさ): 暦の同級生で、優等生。怪異によるトラブルに巻き込まれることが多く、暦との関係も複雑。
左から、神原 駿河。八九寺 真宵。羽川 翼。阿良々木 暦。戦場ヶ原 ひたぎ。
阿良々木月火(あららぎ つきひ)主人公暦の妹。明るく元気で家族思いの性格ですが、実は怪異の一種である「不死鳥」の力を持っています。
千石撫子(せんごく なでこ)暦の幼なじみで、内気な性格。蛇の怪異に取り憑かれ、様々なトラブルに巻き込まれます。
斧乃木余接(おののき よつぎ)怪異の一種である「式神」。感情を表に出さず、淡々とした口調が特徴。忍野メメの友人である影縫余弦に作られた存在。
忍野 扇(おしの おうぎ)暦の後輩で、謎めいた存在。物語の進行において重要な役割を果たし、暦に対してさまざまな助言や挑発を行います。
最後に、物語シリーズは、アニメ第1作目から数えて、新シーズンまでに、ざっと100話あるんで、今からでは、続きもので見づらいんじゃないかという人の後押しになっていればと思います。
この記事が参加している募集
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?