『夢の叶え方』あります。 27 相手思いって、それホント?
この世には成功哲学とやらがあるらしく、いろんな人が様々な言葉を使って解説しています。
その中でよく見かけるのが、
人の役に立つことに着目する。
誰かが求めるサービスや助け、道具を作る、あるいは与えることを自分の夢に据えると、実現しやすいというものです。
あなたが夢を叶えることで誰かが喜ぶなんて、考えただけで幸せな気分になりませんか?
よし、私も他人の気持ちを最優先にしていく!と意気込んだあなた、ちょっと待ってください。
あなたは、
「私は相手思いで行動しています」
という言葉を聞いて違和感を覚えませんか?
あなたのためを思ってやってあげたなんて言われたら、放っておいてくれ、と思わず反論したくなります。
結論から言えば、「相手思い」という概念は自己満足であって、本当に相手がどう思っているかなど、掴みようがないのです。
だから開き直ってやりたい放題にすればいい、と言うつもりもありません。
それでもやはり、誰かの役に立ちたいと願うならば、あなたならどんなことをしてもらうと嬉しいか、どんな物が欲しいか、と言う観点で夢を描いていけばよいのです。
見たこともない他人を喜ばせる方法を思案するより、簡単ですね。
あなた自身を喜ばせることができたら、きっと他の誰かも喜ぶはずです。
恩着せがましい「他人思い」に捉われず、あなたの中の「あったらいいな」を形にしていきましょう。