Quoraって何?
Quoraをご存じない方もいらっしゃるでしょう。月間ユニークビジターが世界で3億人を超える、世界最大級の知識プラットフォームです。Quoraの使命は、「世界中の知識を共有し、広め深めること」です。
質問を核として知識が集まるシステムで、いわば知識の集まる「場」です。日本ではYahoo!知恵袋が流行りましたが、いまはQuoraが旬です。パートナーシステムを持っており、優れた回答者はQuoraからのオファーがあり、質問を投稿することで収入を得ることが出来ます。
質問に対して回答が集まることで、その質問に対する答えを読者が選ぶことが出来ます。質の高い回答が集まりやすい工夫が凝らされています。
Quoraの歩き方
Quoraは人生で役に立ちますが、利用には厳格な利用規定が設けられており、ゴミ回答やウザい輩から解放されます。投稿した質問と回答のコンテンツは「ユーザー自身が所有している」のも特徴です。Facebookだと自分のコンテンツの所有が全てFacebookの所有になってしまうのと対照的です。
誹謗中傷は許されません。「BNBR:いつも思いやりと敬意を示すこと」という厳格な規定が設けられており、違反すると罰せられます。批判と意見の相違も明文化されています。
・ヘイトスピーチ禁止
・暴力を参照したり指示したりする投稿は禁止
・嫌がらせやいじめは禁止
・コメントスレッドへ建設的意見をするための参加
・批判と意見の相違
「BNBR:いつも思いやりと敬意を示すこと」という規定に違反している投稿を見つけた場合の対応、これがQuoraオフィシャルによって機能しています。違反する投稿を簡単に報告できる機能を備えています。また嫌がらせを受けた時などの、いわゆるウザいユーザーはブロックすることも出来ます。
Quora の「BNBR:いつも思いやりと敬意を示すこと」という規定とは何ですか?
Quoraを使う上でのルール:Quoraオフィシャルより
Quora の「BNBR:いつも思いやりと敬意を示すこと」という規定とは何ですか?
Quoraで複数のアカウントの保有は許可されていますか?複数のアカウントを持っている人はどうなりますか?
Quoraの「すぐれた回答」とはどのような回答のことですか?また「役に立つ回答」とはどのような回答のことですか?
Quoraはどんな質問をしてはいけないのですか? Quoraの質問削除規定とはどんな規定ですか?
Quoraの質問は誰でも編集できますか? どのように質問をコミュニティで管理していきますか?
Quoraを使う上でのルールはこちらです。
Quoraの特徴
①信頼できる人物からの質の高い回答
ユーザー同士による評価、回答者が信頼できる人物であることを示す経歴を表示
②マナー重視
正しいマナーで相手を思いやる「いつも思いやりと敬意を」という基本方針、節度ある行動の呼びかけ、実名主義により、Quora を利用するユーザーの安全とマナーを推進(匿名での質問、回答も選択可能)
③いつまでも役に立つコンテンツ
同じ内容の質問の統合、より質の高い回答ほど多くの人の目に触れるようにするなど時代や年代を超えて役に立つ回答へのこだわり
④パーソナライズされたコンテンツ
機械学習により、個々の興味や関心に応じたコンテンツをニュースフィードやダイジェストメールで配信
Quora創業者兼CEOについて
●現在35歳のアダム・ディアンジェロ (Adam D’Angelo)は、世界最大級の知識プラットフォーム「Quora」の創業者兼CEOです。
●ディアンジェロは機械学習・人工知能分野に知見が深く、人工知能を研究する非営利団体である「OpenAI」のボードメンバーでもあります。
●Quora創業以前、ディアンジェロはFacebookの初代最高技術責任者 (CTO)として、新製品開発の指揮とエンジニアリングチームのマネージメントを担いました。Facebookのアーキテクチャとインフラストラクチャにおける成長戦略を担当し、その後の急拡大に大きく寄与しました。 カリフォルニア工科大学(コンピューターサイエンス)卒業。
Quoraについて
●Quora(本社:米国カリフォルニア州マウンテンビュー)は「世界中の知識を共有し、広め深めること」を使命とし、2009年に創設されました。現在24言語で展開、月間ユニークビジター数は全世界で3億人を超えるまでに成長しています。
●また質問に回答して欲しい人物に回答リクエストを送ることができるので、Quora英語版ではアメリカ合衆国政治家であるバラク・オバマ前大統領、ヒラリー・クリントン氏、ノーベル経済学賞受賞者であるポール・クルーグマン氏、Facebook COO シェリル・サンドバーグ氏などからも回答をもらうこともできます。
●Quoraはユニークな洞察と質の高い回答を提供してくれる人々とつながることができたり、直接出会うことができないような人たちからこれまで共有されることのなかった貴重な回答を直接得ることができる唯一の場です。
●例えば、「アウシュビッツでの人体実験の生存者による体験と心情の変化」、「Twitter初期投資家による投資決定の背景」、「サイエンス作家が語るタイムトラベル」、「90年代のMicrosoft役員が見たビル・ゲイツ」、「宇宙飛行士によるキャリアアドバイス」、「プログラミング言語「Ruby」作者のRuby開発の理由・経緯」など、貴重なコンテンツを読んでいただくことが可能です。
Quoraの効用
何事も積み重ねが功を奏します。私はQuoraで1年間、コツコツと回答し続けました。コンサル思考能力をキープするためです。「Quoraで回答 智の千本ノック」と銘打ってやり続けました。それによってこういう結果を得られました。
Quoraに触れて、これは「集合智」だなと直感しました。賛否両論、多様な意見を出して、判断するのはあくまでも読み手であり回答者ではない、というのが気に入りました。ならばそのコンセプトに乗ろう、それが私がQuoraで回答・質問する最大の理由です。
質問者・回答者・コメント者の言葉を鵜呑みにするのは愚かですし、せっかくの頭脳を使わないのは損です。無限の能力を秘めた自分の脳を使い倒すツールとしてQuoraは役に立ちます。
私はQuoraに関して明確なポリシーを持っています。
1.他にない独自のもの
2.既出のものには補完するもの
3.世の中の役に立つもの
4.世の中を幸せにするもの
5.読む方の時間を無駄にしない
このようなものになるよう努力しています。
私が人生で一番大切なもの、それは時間だと思います。時間はお金に換えられますし、平等に与えられています。使い方は自由。時間は人生を楽しむ原資です。
Quoraを読むにも時間が必要です。その人生の原資、時間を無駄にすることを私は好みません。読むのなら役に立ってほしいし、読み終わった後に幸せになって欲しい、そう思います。なので24時間以内に閲覧数1,000件を超える回答品質を目指して答えています。
この思いが強くて、ついつい文章が長くなってしまうのが私の欠点ですが、それを最後まで読んでくださる閲覧者の皆様に、日々感謝しております。
時間を無駄にしたくないのでコメント欄で論議することは避けています。情報提供や思考のヒントは出しますが、論議をするにはあまりに局地的だからですから、むしろTwitterなどの方が良いでしょう。
参考になりましたら、嬉しい限りです。
※Quoraの特徴、Quora創業者兼CEOについて、Quoraについて、はQuoraからのオフィシャルレターから引用しました。