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これからライターとして独立するなら、覚悟しておいた方が良いと思うこと

副業や複業、フリーランスなど働き方が多様化する中で、今もなおライターという仕事を選択する方は多いようです。その理由に考えられるのは、まずインターネットの普及により“書く”ことのできる場が増えた(=書く仕事に就くうえでのハードルが下がった)こと。そして、誰でもパソコン1台あれば資格など必要なく始められる(=誰でもその瞬間からライターを名乗れる)こと。また、インターネットメディアの台頭により、ライターという仕事が多くの方々にとって身近に感じられるようになったことなどでしょう。そもそも“書く”という行為は誰しも過去に経験してきているため、なんとなく「自分にもできそう」と思われやすいのかもしれません。

しかし実際のところ、ライターという仕事で生計を立てていくことは、決して簡単ではありません。そもそも「始めやすい仕事」と認識されているということは、それだけ競合が生まれやすいということ。例えばクラウドソーシングの募集を見れば、1つの案件に何十人ものライターから提案が挙がっています。その中で勝ち抜き、必要な収入を得続けていくことは、決して簡単ではないはずです。

特にこれほどライターを名乗る人(敢えてこういう表現をしています)が増えた現在、これからライターとして独立を目指すなら、それなりの覚悟が必要ではないでしょうか。もちろん私自身だって他人事ではありませんが、お陰さまで今のところは、この仕事で妻と4人の子どもを養えています。また、約14年というライター経験の中では、常に変化を敏感にキャッチし、これに順応しながら自分なりのスタイルを作ってきたつもりです。そこで、これからライターで独立しようとする方に向けて、自分なりに考える「覚悟しておくべきこと」をまとめておきます。恐らく同業者の中には反対意見もあることと思いますが、あくまで経験則にもとづく一つの意見として、参考にしてもらえれば嬉しいです。

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