新生活1日目(2020/04/09の日記)
新居での生活が始まった。先に家具を設置し、荷物を置いておいたので身軽な1日目だった。
実家から駅へは母の車で行った。実家って言い方まだ慣れないな。じきに馴染むんだろうか。母と駅で別れ、電車に乗る。名残惜しそうにしていたので、恥ずかしいが車窓から手を振った。振り返してはこなかった。なんなんだ。車内ではNetflixを観ていた。落ち着かなかったが、気づけばすぐ着いた。
駅の外観を撮って母に無事の到着を報告しようと思っていたが、駅を出たらすぐバスが来た。逃すと面倒なので飛び乗った。文章だけで報告した。バスはガラガラで、僕を入れても乗客は3人だった。みんな外出は自粛しているのかな。車窓からの景色もなんとなく暗い。知らない街で、知らない人が歩いていた。
バスを降りたが、家の方向がわからない。Google Mapを頼りに、右往左往しつつ、やっと方向を定める。国道沿いの店はこの時世でも賑わっているように見えた。たぶん普段はもっとたくさん人が来るんだろう。たぶん僕は田舎で生まれ育ったから、賑わっているように思うんだ。
道を折れて、住宅街に入る。ビュンビュン走る車の音は聞こえない。川沿いの桜が綺麗だった。
道路(私道?)で遊んでいる家族の脇を通った。両親(とおぼしき2人)と、男児が3人。上から8、5、3才くらいに見えた。長男は母親とバドミントンをしていて、その近くでおもちゃのバギーに乗る三男を次男と父親が追いかけて戯れている。なんとも微笑ましい日常が広がっていた。
知らない街で、知らない人が住んでいる。
でも、ここがどんな場所であれ街であり、人が住んでいる。そこには生活があって、その一部に僕は参加する。それだけのことなのかもしれない。
新居の鍵を開ける。新しい生活と、少しの期待が、そこに待っていた。
追記:この後買い出しに行ったり風呂洗ったり色々してマジでダルかった。湯加減間違えて風呂がぬるかった。あと洗い物が面倒でシンクに放置してる。
やっぱ一人暮らしは厳しいな~。