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『黒田泰蔵の白磁』展へ(ギャラリー京都寺町菜の花)
先週末、ギャラリー京都寺町菜の花へ『黒田泰蔵の白磁』展を観に行きました。
黒田泰蔵さんの白磁。
良いですよね。
好きなんです。
真っ白で
形がシンプルで
シンプルでありながらも
独特なフォルムもあって
その不思議な存在感と静謐な雰囲気が好きです。
白の単色で
いろんな装飾もないから
並べるとそれぞれのフォルムが際立って見えるところも
好きなところです。
去年、初めてこちらのギャラリーを訪れた際に
DMを送ってもらうようにしました。
![](https://assets.st-note.com/img/1737426755-pXhVlTbOr6ctIzYyK57BFxg2.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1737426786-C6bryDapFZJowns1Sqi5jt4f.jpg?width=1200)
ギャラリー【京都寺町菜の花】は
古い町屋をリノベーションされたらしく
真っ白な外壁と瓦屋根が印象的な建物です。
入り口には大きな暖簾。
傍に小さなショーウインドウがあって作品が展示されています。
ちょっと厚みのある引き戸をガラガラと開けて中に入ります。
![](https://assets.st-note.com/img/1737436518-rIRhWljpeizOft8goDKLSZ2w.jpg?width=1200)
ギャラリーのスペースはそれほど広くないです。
スタッフの女性が2名。
真っ白な壁のところどころが四角い窪みになっていて
それと、木のテーブルや棚に白磁が展示されていました。
![](https://assets.st-note.com/img/1737426855-CqSEKxQMLneIBzVjwyg9cvrP.jpg?width=1200)
展示の作品一つ一つには
これはオーナーのセンスなのかなぁ?
それとも、白磁の持つ雰囲気を壊さないためなのか。
幅3センチ程の小さな小さな白い紙のクレジットが添えられていて
その小さな小さな紙に
細く黒いペンで「平皿」とか「台」などの文字が手書きで書かれていました。
パソコンのフォントではなく
黒い手書きのさりげない文字。
そして、そのさりげない文字の下に
またさりげなく手書きで金額も書かれていました。
![](https://assets.st-note.com/img/1737436596-tP7Bdwv3fbnGCO6YRHiaNQVF.jpg?width=1200)
ほんとにさりげなく
細い小さな文字で
0がいっぱい並んでいました。
そりゃそうですよね(笑)
ギャラリーのインスタグラムによると
泰蔵さんの白磁を購入すると、こんな風↓に桐の箱に入れて頂けるようです。
今回の展覧会では
茶碗や花入などの小さな器を見ることができました。
私個人的には
何年か前に観た東洋陶磁美術館での黒田泰蔵さんの展覧会の
広い空間に大きな作品を並べた方が
フォルムの面白さがより楽しめて好きかなぁ……と
ほんの少しだけ思いました。