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OperatorとProducerのスタンスの違いを考える

青森発オンライン秘書の会社、株式会社リモットさんのタナカミカです。弊社の人気サービスに、「Zoomオペレーション」というものがあります。外資系研修会社さん・HR系大企業さん・都内有名私立大学さんなどなど、多いときには月100件以上のご依頼をいただいているサービスです。Zoomで行われる研修・学会・オンラインイベントの裏側で出欠確認をしたり、アクセスできない参加者のサポートをしたり、ブレイクアウトルーム(小部屋に分ける機能)を操作したりするサービスです。2020年に「Zoomマスター養成講座 改訂版」を書かせていただいたこともきっかけとなり、多くの企業様にご利用頂いております。

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で、時折日本国内だけでなく、海外のオンラインイベントのサポートをさせていただくこともあるのですが。弊社で「Zoomオペレーション」とか「Zoomサポート」という名前で提供しているものが、例えばアメリカだと、「Zoom Production(プロダクション)」と呼ばれます。日本で「オペレーター」「サポートスタッフ」と呼んでいる人たちが「Producer(プロデューサー)」と呼ばれます。

オペレーターとプロデューサーって、全然イメージ違いますよね??

弊社が日本国内でZoom操作を担当するときというのは、なるべく目立たないようにします。そのオンラインイベントが成功することを一番の目標として、決して目立たず、要望がなければ顔も出さず、なかなか高度な作業を短時間でサクサクこなしてお客様を支えます。「お客様、◯◯はやっておきました。XXXについてはいかがいたしましょうか?」と何事も先回りしていくスタンスが好まれたりします。

ところが、アメリカのイベントでProducerをさせていただくときというのは、まず、「こんにちは!今日のプロダクションを担当するミカです。お元気ですか?そちらは何時ですか?あー、もう深夜なんですねー大変ですね〜(笑)ところでwinter holidayのご予定は?」みたいなコミュニケーションから始まるのが仕事だったりします。

全然ちがいますよね。

日本では、「できる裏方」が求められている。
アメリカでは、チームの一人である「私」が求められている。

どちらがいいって話じゃないのです。私は日本で、「スーパー裏方」として認められている弊社サービスに誇りを持っています。Zoomの操作やオンライン秘書として高度なことをしているのは圧倒的に日本バージョンです。

が、アメリカの”Producer”として私が求められている感じも、なんだかいいなと思ったりするのです。こういう仕事もいいな、と思ったりするのです。

日本バージョンのスタンスでの仕事を、弊社スタッフみんなができるようにするべく、研修や面談を組んでいます。そしてみんな努力すると、できるようになるんです。たくさんのスタッフが、ゼロから「デキるオペレーター」に化けました!

アメリカバージョンの仕事は、グローバルな場面を経験していないスタッフにはなかなか難しそう。チームの一員として求められる人になるには、日本バージョンのスタンスじゃだめなんだよな、もっと能動的に、もっと自分の意見をバリバリ言わなきゃいけないし、心理的な距離を詰めることをしていかないといけない。

これからアメリカや、その他の国の仕事も増やしていきたいので、自分が学ぶことはもちろんだけれど、このスタンスをスタッフみんなに伝えていかないといけないなと思っています。自分自身も、人材開発についても、勉強しなければならないことがいっぱいあるわ、、、

という今日この頃でございました!

来年はもっともっとグローバル展開をがんばるぞ!


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