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コミュニティ学科第4回7/26(月)講義レポート

ミカタバ大学広報担当の長です。
今回は先日最終回を終えたコミュニティ学科第4回目講義の様子をお届け!
またコミュニティ学科の講義が全て終わりましたので第1〜4回講義の簡単なまとめについても書いております。
受講したかったけど出来なかった学生の方や大人の方もぜひご覧ください!

第3回のレポートをまだ見ていない!という方はこちらからご覧になれます。

コミュニティ学科とは

最近よく聞く「コミュニティ」何のことかわからない方も多いのではないでしょうか。このコミュニティ学科ではその名の通り、そもそもコミュニティって?という問いから、コミュニティに教育や場作りといった文脈で関わる講師から見た仕事としてのコミュニティづくり、社会生活への活かし方などを学べる授業を展開します。将来教育などに関わりたい、居場所づくりやコミュニティに興味がある、また講師の経歴に興味を持った学生の皆さんが受講されていました。
コミュニティづくりを外の視点から学びつつ、”自分だったらどんなコミュニティにいたいだろうか”という当事者視点も持って受講していただけるように全4回の講義を通してコミュニティや組織づくりについての考えを深めています。

コミュニティ学科講師プロフィール

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SAPPORO Incubation Hub DRIVE Community Manager
高輪 健人
1993年北海道札幌市出身、アイルランド共和国 国立トリニティ カレッジ ダブリン大学卒業後、(株)大塚商会 マーケティング本部、WeWork Japan ブランドマーケティング、Fun Group Inc. 海外事業開発を経て、2021年3月、北海道にUターン。現在はSAPPORO Incubation Hub DRIVE にて Community Manager をしながら行政や民間と場づくりや教育の文脈でプロジェクトベースで関わる。

コミュニティ学科最後の講義となる第4回目の講義は...
【コミュニティをデザインする】ということで、
第1回~第3回までを通して学んだことを踏まえた上で『自分はどのようなコミュニティを作りたいのか』ワークシートを使いながら自分の頭で考え、お互いに発表し合う総まとめの回となりました。
実際にコミュニティを作ろうする時にはどんな考え方必要になるのか悩み、その悩みを同じことに興味を持つ仲間と共有する1時間!

まずは第1〜3回講義のおさらい

第一回おさらいコミュニティをデザインする

初回はコミュニティの基礎的な知識と自分が幅広いコミュニティの中のどこに属しているか知ることを目指して、コミュニティとは何か?コミュニティにはどんな種類があるのか?などコミュニティという言葉の意味を理解し、改めてコミュニティについて広く考えました。

第二回おさらいコミュニティをデザインする

基礎知識を身につけた第2回ではコワーキングスペースやメーカーで新しい職種として注目されるコミュニティマネージャーがどのような目的で必要とされているのか、コミュニティマネージャーの評価基準から具体的な業務内容まで紐解いていきました。

第三回おさらいコミュニティをデザインする

『人は一人では生きていけない。無意識でも必ずどこかのコミュニティに属していて、そこで何かしらの影響を受けているのでは?』という観点からコミュニティが個人に与える効果について学んだ第3回。
”心理的安全性”って何?から、なぜ心理的安全性が健全なコミュニティ運営にとって大切なのか、そしてどうしたらそれを担保できるのか、学術的な側面からの学びと実際の現場での学びの両側から考えていきました。

ではここからが第4回講義の本題、ワークシートを使ったグループワークです。それぞれのワークの中では受講生同士でどんなやり取りが行われていたのか、詳しい講義の内容に入っていきましょう!!

ワーク① 自分の作りたいコミュニティを言葉に

”まずは自分の作りたいコミュニティを言葉にしてみる。”
ということで、なんとなく抽象的に思い描いていたコミュニティの形を自分の言葉に落とし込むワーク。

思い描く作りたいコミュニティ像▶︎既存の事例に例えると?
コミュニティでやりたいこと▶︎コミュニティを必要とする人は?
仮に自分がコミュニティマネージャーになるとしたら?▶︎家具に例えると?

の流れで作りたいコミュニティの輪郭を捉えていきました。

ワークシート1コミュニティをデザインする

受講生から生まれた作りたいコミュニティのイメージ
・参加のハードルが低く、参加によってエネルギーがもらえるコミュニティ
・”ここでしか出来ない”が自然発生する場所
・自分の活動の肯定が出来るコミュニティ
・新しくコミュニティに入る人も参加しやすいコミュニティ
・中高生のやりたいこと探しを支援するコミュニティ

コミュニティマネージャーを家具に例えると
・ソファ(包み込む)
・作業台(コミュニティ設計の中心に)
・縁側と窓(見方によって変わる窓口)
・バーカウンター(気軽で深い交流)
・本棚(知の集積・交換)
・延長コード(人と人を繋ぐ)

などなど他にもたくさんの面白い例えが...!!
コミュニティのコンセプトが抽象的であったり大規模なものでも、コミュニティの中で具体的にやりたいこととなると記述が増えていました。

この記事を読んでいる皆さんも、
『あなたの作りたいコミュニティはどんなコミュニティですか?』

ワーク② コミュニティで大事にしたい価値とは

コミュニティに関する人(肩書き)は第2回で学んだコミュニティマネージャーだけでなく、立ち上げだけでも発起人であるコミュニティファウンダー、資金面での運営者コミュニティスポンサー、実際にコミュニティに参加するコミュニティメンバーがいます。
それぞれの視点に立った時に、コミュニティを立ち上げ・運営する上で大事にしたいと思うコミュニティの価値を挙げていきました。

ワークシート2コミュニティをデザインする

たくさん挙がったコミュニティの価値から、コミュニティファウンダー・スポンサー・メンバーの視点が重なる点をピックアップして共通の価値を見つけ出しました。また行動規範の枠としてコミュニティで推奨される行動・推奨される行動まで書き出し。
受講生に発表から生まれたコミュニティでの行動規範を一部ご紹介します!

推奨される行動
・出来ることを最大限やる
・遠慮と配慮の使い分け
・アクティブに行動
・人を支えたいという気持ちをお互いに持つこと
・多様性の許容

推奨されない行動

・ネガティブな発言
・自己中心的な発言、行動
・コミュニケーションの強要
・価値観の否定

などなど居心地の良いコミュニティを作るための行動規範もみんなで考えるとたくさんのアイデアや考え方が生まれました。

もっとコミュニティデザインを深めたい方向けに

ワーク①とワーク②を実施した上で、作りたいコミュニティをさらに細かく言語化しデザインしていくためのワークシートもたくさんあります。

デザインキャンバスコミュニティをデザインする

意外にもネットで検索すると様々なワークシートや文献が出てくるそうなので、気になる方はぜひ調べてみてください!

講師から最後のメッセージ

終わりにコミュニティをデザインする


コミュニティ学科はこれにて終了となっておりますが、ミカタバ大学では他にも面白い学科や活動が次々に始まっています。また全国から受講生の集まるミカタバ大学において、学科の講義やオンラインキャンパスでの交流は同じ分野に興味を持つ仲間との出会いの場や意見交流・アイデア発掘の場になってほしいと思っています。
この記事を通してミカタバ大学や学科に興味を持っていただいた学生の方は、ぜひ一度オンライン上のキャンパスに遊びに来てください!
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