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人を操る?

最近とくに感じることがあって、悶々とする時間が増えた。
ジェンダー問題にもよく取り上げられている、
女らしさ
男らしさ

スウェーデンでは社会が率先てジェンダーに関して取り上げてきた先進国だとおもう。
#metoo 問題も会社や学校にもいち早く対応してきた。

それでも音楽に関わっていると、女という肩書きを使って人を操る人は結構いる。
男性は男性というだけで、才能ある人が端に追いやられているのも現実だ。

そういう人と携わると、そこで人としての真の姿を垣間見ることも多々ある。
男子はヒガミっぽくなる。
女子は人に助けを求めるテクがうまい。

私がスウェーデンに来た頃、いまでもたまに言われるけど、
アジア人で女子だから仕事が回ってくるんだ、と。

いちいち反応してるのも疲れてきたし、自分の意思をもってすすんでいればそんなことばも薄く感じるようになった。
ようやく最近。

先にも書いたけど、人から助けてもらうのが当たり前と思っている人が数人いる。少ない友達の中でも数人。
頼む方が上手いので言われた方もすんなり受け入れてしまう。
私はそんな頼み上手な友達から、頼まれたらすんなり疑いもせず手を差し伸べていた。数年たってからその子と会うのがだんだん重荷になってきていた自分に、いやいや気のせいだと言い聞かせて関係は続いていたのだけど、ある時仕事のことで、あれ?と疑問を抱き始め、あー使われてたんだと気付いた。
いまでも振り返ると悲しくなる。
自分に仕事が来ないのは周りが自分の実力に気づいてないから、と言葉たくみに言い換えて、私はこの子に手を差し伸べねばと、できる限り仕事を回していた。

自分のアホさにがっかり。

前にも書いたけど、言葉の重みを舐めちゃいけない。

みんながみんな強いわけじゃないし。強くなくなきゃいけないなんてことはない。
だから細心の気をつけないと取り返しがつかない。
時間も戻ってこない。

正直こんな経験をすると、
世の中の男性はいま苦しい立場に置かれてるなと思う。今までの女性の立場が変わっていくのはわかるしいいことだ。
だけど男性に仕返しみたいな間違った方向にはいってほしくないな。




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