講座学習記録#5 Blenderで0から始める3DCG : モデリングからアニメーションまで
完走できるんだろうか…と危ぶんでいたコロソの講座。講座学習だけに集中して手持ちの4本中3本を消化できました。最後の難関は、一番最初に購入したものの、やり始めて一度挫折したこの講座。
https://coloso.jp/mediadesign/gamegraphic_hemo_jp
Blenderを学ぶのにYouTube動画以上のものを探していた頃、この講座を見つけました。今では、コロソにもいろいろなblender講座がありますが、当時はまだ少なかったです。だから迷わず購入したのですが、こちらの講座はフォトリアルな表現を学ぶものでした。
私は、Blenderのことがわかってくるにつれ、「アニメ風の表現&Eeveeレンダリングの作品作りをしたい」と思うようになったので、今だったらこの講座を購入することはないです。が、すでに買ってしまったお安くはない講座なので、聴講だけでもいいから完走することにこだわりました。
◎初回学習から挫折まで
購入してから間が開きましたが、2022年の9月ごろ学習を開始。
YouTube学習では満たされなかった体系的な内容を求めて購入したので、期待していました。初心者にも向けて、blenderの全体像を伝えつつ、最初の導入部分からきちんと説明がされています。イントロダクションの部分はついていけました。ところが…
“フォトリアルなエスプレッソメーカーを作る“の章で挫折してしまいました。
私が思うに…初級レベルで挑んだほとんどの人がここで挫折してしまうんじゃないかと思います。
とにかく細かい…! 各工程で一応説明はしてくれているのですが、初級レベルだと、同じようにはできないところが出てきます。ついていける人もいるのでしょうが、私はダメでした。悔しいけれど、白旗を挙げました。
◎再挑戦、やっぱりついていけなかったエスプレッソメーカー
積ん講座を全部倒そう!と通信芸大を卒業した2023年春に決意しました。やれそうなもの、やりたいものから着手し、本講座は後半に回りました。blenderに関しては講座4つ(umedy2、コロソ2)を学習した後だったので、前回の挑戦時よりも力をつけた状態で挑めました。
再挑戦は2023年6月末頃。だいぶ間が空いてすっかり忘れてしまっていたので、最初から聴講し直しました。今回もイントロダクションはOK、鬼門のエスプレッソメーカーの章も、前回よりは理解しながら進むことができました。でもやっぱり途中からついていけず…
「とにかく完走!」が目標なので、できないことに固執しすぎず、次に進むことにしました。
◎できたら楽しいリギング、そして完走へ
この講座の章立ては順に、
・導入部、基本操作
・フォトリアルなエスプレッソメーカーのモデリング
・リギングを使った人形のアニメーション
・物理演算などもプラスし、これまでに作ったものをまとめてアニメーション。コンポジットノードも加える
・知っておいた方が便利な機能やアドオン、アプリの活用など
となっています。エスプレッソメーカーのモデリングの章の難易度が特に高かったです。
とはいえ、ボーンを使って人形を動かすアニメーションも難しかったです。リギングはumedyの講座で一度学習済ですが、その時もちゃんと習得できなくて、今回もおぼろげな理解です。ちゃんと作れなかったのですが、動画を書き出して進みました。誤魔化してはいるものの、自分の作ったモデルが動くのを見るのは楽しい!
最終課題も、インポートとリギングをうまく扱えず、人形を動かせなくて無念でした。が、まとめるとそれなりにいい感じになったので良かったです。
最終章のお役立ち情報もとても参考になります。先生も触れてましたが、この章を先に聴いてから学習するのもありだと思いました。
◎まとめ
「フォトリアルな表現は向いてないし、自分の表現に選ぶこともない」と自覚した上での学習でした。モデリングに関しては、プロのモデラー志望なら必須なのであろう、これまで学習した他の講座では出てこなかったような細かい処理が出てきました。
重複頂点や多角形ポリゴンを絶対作らないようにするなどの配慮が細かくて、初めはついていけませんでした。でも、思っていたように動かないエラーが起きる場合、そういうことが関係があるかもしれません。
blenderをイラストやマンガに静止画で活用する分には、そんなに神経質になることではないことなのかもしれませんが、知っておくべき内容だと感じました。
大変でしたがやりがいありました。完走できて本当によかったです!