1年目秋学期の課題と評価 その2(必修WS)
12月21日、WS科目とTR科目の課題評価が返ってきた。データの不備などで再提出もあるかも…と気がかりもあったが、提出したものは全部単位は取れていた! そのうち、イラストコースの必修3科目について振り返る。
◉クリスタ課題2(デジタル演習A II)
基礎の基礎からクリスタを学んだ春のデジタル演習A Iの続き。さまざまな機能の効果的な使い方や知っておくと便利な技などを学んだ。課題は、学んだ機能を使いこなしながらイラストを仕上げ、クリスタのデータ形式で提出するというもの。前回もそうだったが、20MB以内という容量制限があり、これがなかなかやっかい。自分の場合、あの手この手をやってみたものの収まらなくて、背景はなしにせざるを得なかった。
背景ないし、BかCかなあ…と思っていたのだがAだった! そしてなんと、いなのめ先生に見ていただけた!
いやぁ、びっくり&うれしい! コメントでは、色調補正レイヤーを使っていなかったのが惜しいなどを指摘や励ましのお言葉などをいただいた。先生、ありがとうございます! 私も美しい男が描けるようになりたい!
◉クロッキーII(着衣)
こちらも春のクロッキーI(ヌード)に続く、砂糖ふくろう先生のジェスチャードローイングの授業。ヌード編を学んでから、毎日ヌードクロッキーを続けてきたが、着衣になるとぐんと難易度が上がるような気がする。講義を聴くと納得するのだけど、いざ描くとなるとよくわからなくなってしまう、服のシワ…💦
Aだった。クロッキーは数をこなした割には成長を感じられずにいたので、意外だったしうれしかった! ビリーバブルな線を目標にマスターコピーにもチャレンジすべし、とのコメントをいただいた。クロッキーの授業は今回で終わってしまうが、生き生きとした人体を描けるようになるために、これからも日々の練習は続けていく!
◉背景画(イラストレーションⅢー3)
吉田誠治先生の授業で、パース、人物の入った背景の描き方などを学んだ。課題は「勉強する人」。場所は学校でなくてもOK。
授業や課題の内容から、求められているのは、パースの正しさ、人物と背景がパース的に正しく噛み合っているか、場面を伝える適切な背景の詳細が描けているか、がポイントだと思った。そこで、ドラマチックないい絵は目指さず、ちゃんとパースに沿って、正しくわかりやすく、を目標に描いてみた。
まさかのSだった。求められていることの読みが当たった? フィギアもクリスタのパース定規も使い、普段のイラストやマンガでは適当にやってしまうところに丁寧に取り組んだ結果かもしれない。イラスト課題でSは取れるわけないと思っていたので本当にうれしい!
だが、本当に重要なのは、課題だからと思ってひと手間かけたことを、普段の創作でもやっていけるかということ。もともと背景に苦手意識はある。課題の成績が良くても背景に自信がついたわけではない。背景の描き方では、「よく見る」「ちゃんと調べる」というフレーズがよく出てくるが、せっかちで直感や適当で突っ走リたい自分には、これがむずかしい💦 “ひと手間“が、当たり前の一工程になるにはとにかく練習を重ねて数を描いていくしかないのだ。