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糖化を防ぐ砂糖の摂り方
過去記事でGI値を低くおさえて糖化を予防する主食(白米や小麦製品)の摂り方を紹介しました。
(糖化を防ぐ白米の摂り方)
(糖化を防ぐ小麦製品の摂り方)
今回は主食同様、糖質をたくさん摂取することになる砂糖についてまとめます。
上白糖
白砂糖とも呼ばれる真っ白な砂糖、白砂糖は原料であるてんさい菜やサトウキビから不純物を除去してショ糖を結晶化した「精製炭水化物」です。カロリー以外の栄養素がほとんど含まれていないため、消化吸収が早く血糖値を急激に上昇させて、糖化の原因になります。
てんさい糖
砂糖の種類別GI値は、上白糖が109、グラニュー糖が110、黒砂糖が99ですが、てんさい糖は65とと、ほかに比べると低いため摂取後の血糖値の上昇が比較的ゆるやかになります。また、ほかの砂糖にはないオリゴ糖が含まれていることも大きなメリットです。オリゴ糖は、腸内で善玉菌のエサとなりますので、腸活にも役立ちます。ミネラルも含んでいるなど、てんさい糖を摂るメリットはほかにもあります。興味のある方は、こちらの動画をご覧ください。
アガベシロップ
21~27と低GIな甘味料に「アガベシロップ」があります。メキシコに多く分布しているアガベ植物が原料で、甘さは砂糖の1.3倍~5倍で、抗酸化作用もありますので、糖化予防に役立つ甘味料です。腸活にも役立ち、ビタミン、ミネラルも含むアガベシロップについて興味のある方は、こちらの動画もご覧ください。