感じる世界 Don't think, Feel!|【MikaGoRock 美加語録】
~瞑想も悟りも霊的エクスタシーも、考えたり、分析したりするものではなく、「感じる」世界~
詩の感想をいただきました。
<note 100人分の感想文>の7番目に書かれていました。
そして、私が詩を通して伝えたいこと、それをずばりと言い当ててくださったことに驚きました。(その記事 ↓ )
7.感じる世界
神秘学って面白いですよね。我々が生きている宇宙とどう結びついているのかを考えると、スピリチュアルを経由して心地良いというか穏やかで風通しの良い領域に到達するような不思議な感覚を覚えるもので。
語ると胡散臭く思うかもしれないが、感じると如実に理解できるというか。考えるな、感じろ。の世界。
この感じる世界を言葉で表現しているのが、コズミックオーガズムの詩です。
考えるな、感じろの世界。Don't think, Feel. (by Bruce Lee)
この言葉はブルース・リーの映画「燃えよドラゴン」のなかの言葉。
ちなみに、ブルースリーは一番最初に好きになった映画俳優です♡
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さて本題。
なぜ感じる世界がつかみにくいのか?
瞑想も悟りも霊的エクスタシーも、考えたり、分析したりするものではなく、「感じる」世界。
大体において人は何かをするときに、考えることで感じることがおろそかになったり、タイミングを逃したりする。そして、考えすぎて、感じたこさえも分からなくなる。
ところが面白いことに、本当に感じている時、そうであることを認識できない。なぜならその瞬間は自我が存在しないから。記憶もできないし、後から想い出すこともできない。体験したことすら認識できない。
なぜその時、自我が存在しないのか?というと。
自我は対象と溶け合っているから。あなた、私、それ、あれ、という区別が消えてしまう。だからその瞬間は我が対象と溶けているがゆえに、思考する、自分を観察することが出来ない。まるで切り取られたフィルムのように、その体験は自分のタイムラインからすっぽりと抜け落ちてしまう。
ちなみにこれは、廓庵の十牛図では7番目の忘牛存人にあたる。一瞬だけれども、誰もがこの境地を体験している。
私たちは日常的にこの感覚、初期のエクスタシーを体験している。ところが自我がないので、そんな素晴らしい体験をしていることを知らない。。。。
そして「私は何も体験していない」と言う。
そう、「私は」体験しないのです。でも何かが体験して記憶している。
それは身体。
身体を鍛えぬいたブルース・リーがこのセリフを言う意味がここにある!これこそ、私たちが地球に生まれて肉体を持っているという素晴らしさだと思う。
身体の叡智
その身体の感覚をたよりに、抜け落ちてしまった「感じる世界」を意識化することができる。それが訓練だったり稽古だったりする。
たくさんの人が体験していることだと思うけれど、頭で考えるまえに、勝手に体が動くことがある。それによって命拾いするような。身体はそれ自身の叡智を持っている。その身体の叡智と直接つながることによって、エクスタシー体験を再現することができて、さらに進化させることができる。
多くの人が思考的、または意識だけの瞑想をするけれども、そこにこの身体の叡智をともなうと、開かれる境地というのは全く次元が変わる。その世界は無限なのだ。
その一番シンプルな方法が、「感じる」ということ。
さらに、その感じたことを「言葉」で表現できるようになると、その体験を意識にアンカリングできる。
何を感じたかを詳細に言語化できるようになると、体験を存在に浸み込ませることができる。そして、一瞬でその場を変容することができる。言葉というのはそういうパワーを持っている。
そんなふうに、「感じる」ということは、無限の可能性を秘めている。そう、感じるを超える世界がさらに開けることになる。
では、まず、
大きく深呼吸してみよう。
何を感じる?
(参照:藤林呉羽さんのnote)
(フリーで聴けるよ)
免疫アップの音源です。
心の平安のために、身体の浄化のために、思考の沈静化のために、質の良い睡眠のために。。。倍音と揺らぎの音源を作りました。お聞きください。
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