漆黒の祝福|自然の愛撫
早朝の遥かに広がる草原を歩くと
赤、青、金、銀、
緑、水色、オレンジ、黄色と
斜めの光線に瞬く朝露は
どんな宝石もかなわぬ輝き。
この数年間
ここで寝転がり
散歩し
犬と遊び
星空を見て
裸足で歩き
祈りを捧げ
精霊と繋がった。
その一角にある樹木のたまり場。
そこには最初に友達になった樹があり
いつしか見上げるような大木になった。
その大樹の下に佇むと
朝日を透かした葉っぱの向こうに
ひとつに誘う青空が広がり
インスピレーションが降り注ぎ始める。
聖なる森。
そこに降り立って来たのが
あなた。
無防備に近づく
漆黒の羽は
天からの
祝福
*初めてカラスが降り立った日の日記より
(Photo: ©MikaRin)
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