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11月28日週【中途採用市場動向】

企業動向

パーソル総合研究所、企業人事の実態に関する調査結果を発表

① 人事部の非管理職層が、これまでに経験したことのある人事職域は「人材採用」「労務管理」が多い傾向

② 人事部の非管理職層が、今後経験したい人事職域ついては、「組織開発」「人事戦略・企画」「人材開発・育成」に対して意向が高く、「人事管理」「労務管理」「労使管理」に対して意向が低い傾向

③ 人事部の非管理職層の管理職意向は、「人事戦略・企画」「人材開発・育成」の担当者では高く、
「労務管理」「人事管理」「HRテクノロジー推進/人事データ活用」の担当者では低い傾向

④ 人事部の非管理職層がやりがいを感じる業務の特性は、「従業員対応」「従業員支援」「専門性発揮」

⑤ 人事部の非管理職層が業務上、強く意識している視点は、「従業員側の視点」

⑥ 人事部の非管理職層の70.7%の人が何らかの学習行動をとっている

コロナ禍脱して人材不足が鮮明、派遣協と人材協調べ

日本人材派遣協会が発表した2022年第3四半期(7~9月)の派遣事業統計調査によると、派遣社員の実稼働者数は平均39万486人(前年同期比5.9%増)で21年から堅調に増加。14年ぶりに四半期平均で40万人台をうかがう伸びを見せている。
また、コロナ禍の煽りを受けた転職紹介も、日本人材紹介事業協会の2022年度上半期(22年4月~10月)の速報値で5万165人(同32.6%増)と跳ね上がり、過去最高を記録した。コロナ襲来時に「雇用不安」が懸念された派遣と紹介は反転して活況を呈し、全国的に深刻な人材不足が広がっている。

2022年度上半期 中途採用動向調査

1. 2022年度上半期の中途採用充足状況
 ・81.0%が中途採用計画に対して未充足。充足できた企業は20%を下回る
2. 2022年度下半期の中途採用計画
 ・全体の14.1%が10人以上の採用を計画
3. 中途採用充足状況の経年比較(21年度上半期~22年度上半期)
 ・直近3四半期の採用未充足率は80%前後と高水準で推移
4. 2022年度に企業が実施した人材獲得および入社後サポートの工夫点
 ・採用候補者の「仕事や周囲の人に対する基本姿勢・スタンスをより深く確認するようになった」
  および「スキルや潜在能力を深く確認するようになった」企業はいずれも47.2%
5人材獲得を強化した層では、採用ターゲットを、メンバー層~CHRO(最高人事責任者)までの 4 レイヤーに分けて聴取した結果、上位レイヤー層の採用になるほど、中途採用における取り組みを行っている企業の割合は低くなる結果となりました。具体的には、「部長といった事業戦略を考える層の人材獲得を強化している(あるいは採用した)」と回答した企業は 9.6%と約 10 社に 1 社となりました。また「CHRO やそれに準ずる経営ボード層の人材獲得を強化している(あるいは採用した)」と回答した企業は 2.7%と多くはないものの、経営に直結する人材の採用を行っている企業も見られました。

人材獲得の工夫点としては、採用候補者の「仕事や周囲に対する姿勢・スタンス、スキルや潜在能力」といった、仕事に対するアプローチを確認している企業は 47.2%でした。また、「採用プロセスを見直したり、新たな転職支援サービスや求人媒体を活用したりするなど、応募数が増える取り組みを行った」企業が40.1%と、他の取り組みよりも高い割合となりました。一方で「中途入社者の賃金・処遇に外部労働市場の市場価値の観点を加えた」、「採用候補者に対して、面接の合否に関わらずフィードバックをするようにした」と回答した企業の割合はそれぞれ 14.9%、10.1%と低い割合になりました。

入社後サポートについては「上司や同僚からのサポート」が 63.0%、「入社後すぐの導入研修」が 61.8%といずれも 6 割以上の企業が実施していることがわかりました。一方で「中途入社者同士のコミュニティづくり」や「定期的な入社後アンケート調査」は実施率が低いことがわかりました。

求人1.35倍、10カ月連続上昇 失業率2.6%で横ばい―10月

 厚生労働省が29日発表した10月の有効求人倍率(季節調整値)は、前月比0.01ポイント上昇の1.35倍だった。改善は10カ月連続。企業業績の回復傾向を受けて会社都合の離職が抑えられ、職を求める人が減少した。

 <dodaビジネスパーソンと企業の転職意識ギャップ調査 第3回「新しい時代に求められる営業職」>

個人は6割以上、企業は8割以上が「インサイドセールス・カスタマーサクセス」職に興味ありと回答
◆最も必要だと思う“スキル”に差あり
「インサイドセールス」:個人は「ヒアリングスキル」に対し、企業は「提案スキル」
「カスタマーサクセス」:個人は「タスク処理スキル」に対し、企業は「顧客折衝スキル」
◆ 「インサイドセールス・カスタマーサクセス」職に転職した際に感じる不安は個人・企業ともに「手厚い研修の有無」とサポート体制を気にかけている

求職者動向

エンジニアの7割以上が、「1ヶ月以内」のスピーディーな選考を希望

内定承諾の決め手、1位は「自分のスキルや経験を評価してくれる」
3人に1人が初回選考において「エンジニアとのカジュアル面談」を希望
エンジニアの7割以上が「1ヶ月以内」のスピーディーな選考を希望

社会人2~4年目、離職意向がある人は仕事における壁に多々遭遇。意向有無の違い、2年目「自分のスキル不足に不安」 32pt差、3年目「仕事量が多い」29pt差、4年目「職場の文化が合わない」26pt差

・社会人2年目、離職意向ありの9割が「仕事を進める上での困難」に遭遇。「自分の知識・スキルへの不安」は離職意向ありがなしより31ポイント以上高く最大差
・社会人3年目、離職意向ありの約7割が「仕事の量が多い」、約6割が「キャリアへの不安」を実感。意向なしとそれぞれ28ポイント以上の差
・社会人4年目、離職意向ありの5割以上が「職場の文化が合わないことがある」と回答。意向なしより26ポイント以上高く、最大差
・離職意向のある2年目、意向なしよりも10ポイント以上高い割合が「仕事を進める上で相談相手がいない」。意向なしよりも、プレゼンテーション力・ビジネスライティング力のスキル不足も実感
・離職意向のある3年目、意向なしよりも11ポイント以上高い割合が「キャリアについて相談する相手がいない」。「やりたい業務ではない」状況に仕事の飽きも感じている
・離職意向のある4年目、意向なしよりも16ポイント以上高い割合が「自由度のある職場」を求める。また、「やりたい業務ではない、仕事の意義がわからない」状況に仕事の飽きも感じている

転職で年収が上がった人の割合は「50%」という結果に!転職での年収の実態をアンケート調査

・転職して年収が上がった人の割合は50%という結果になりました。
・転職エージェントを利用した人の方が転職エージェントを利用していない人と比べて「年収が上がった」と答えた人が14.1%多いという結果になりました。
・転職するときの年収にマネジメント経験の有無はほとんど関係していないという結果になりました。
・転職で年収が上がりやすい年代は、1位30代、2位20代、3位40代という結果になりました。
・前職の勤務年数が長いほうが転職時の年収が上がりやすいという傾向は見られませんでした。

【はたらきかたラボ調査】第9回目のテーマは、コミュニケーション。8割以上のZ世代が職場以外の交流も「必要だと思う」と回答。対面/テキストも柔軟に使い分け。

8割以上が職場以外の場所でのコミュニケーションは「必要だと思う」
「仕事をする上で、職場またはアルバイト先の人たちと職場以外の場所(飲み会や喫煙所等)でのコミュニケーションは必要だと思いますか?また、自分も参加したいですか?」という質問では「必要だと思うし、参加したい」が58.3%で1位、次いで「必要だと思うが、参加したくない」が22.3%と、「必要だと思う」と答えた人が80.6%を占める結果となりました。一方で「必要ないと思うが、参加したい」は5.7%、「必要ないと思うし、参加したくない」は10.3%、「分からない」は3.4%という結果となりました。

LINEは連絡手段として当たり前に共有するSNSになりつつある?
「職場またはアルバイト先の人と繋がってもいい(フォローされてもいい)SNSを教えてください」という質問では、「LINE」が79.4%で最も多く、次に「Instagram」が62.9%、「Twitter」が10.9%、「Facebook」が4.6%、「TikTok」が2.3%、「SNS上で職場の人と繋がりたくない」が8.0%という結果となりました。

必要に応じてコミュニケーション方法を使い分けているZ世代
「職場やアルバイト先の上司(先輩)に報告・連絡・相談をするのに、抵抗感なく利用できるのは「テキストコミュニケーション」と「対面(電話も含む)コミュニケーション」どちらですか?」という質問では、41.7%が「テキストコミュニケーション」で最も多く、25.1%が「対面コミュニケーション」、10.9%が「どちらも抵抗がある」、22.3%が「どちらも抵抗がない」という結果となり、テキストコミュニケーションの方が抵抗感なく利用できると答えたZ世代が4割以上いることがわかりました。

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・配属後、ネガティブなギャップを感じた新入社員のうち「仕事に対する自分自身の適性が低い」と感じた方が 34.2%

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