無気力な私には戻れない

転職して一か月が経過した。

一緒に入社した副部長が部長に私の指導役を代えた方がいいんじゃないかと進言してくれて、今は仏のように優しい先輩が指導役としているので安心して仕事ができている。まるでYさんの男性先輩バージョンみたいだ。

過食も少しおさまってきた。

わからないことを聞くのもビクビクしないで済む。忙しいのに私のために何時間でも時間をかけて教えてくれる。Yさんと連絡する時に絶対言いたいな。Yさんみたいな優しい先輩がいるので安心してくださいって。

しかも仕事もめちゃくちゃできて今年から違うチームなのに私のチームを手伝うどころか中心役として仕事してくれている。

部長が仕事の割り振りでうまく私の指導役を優しい先輩にしてくれたようで直属の上司ともギクシャクせずに済んだ。

仕事で話す機会がかなり減って精神的に楽にはなった。上司も仕事が絡まなきゃ悪い人じゃないんだけどな。。。昼休みとか雑談してくれるし。

とはいえ、まだ夜中に目を覚ましてしまうこともあるしたまに死にたいなあって思っちゃう時もある。電車に飛び込めば全部終われるなとか。

だけどなんとか会社に行けてる。

もちろん優しい先輩に指導役が代わったのも大きいけど、もう去年のようにろくに仕事もできず居場所を感じられずYさんに縋るだけの日々は嫌だから。

薬飲みながらだけど自分でも普通に働いて誰かの役に立って自分に居場所作りたい。

いつかの記事にも書いたけど私の仕事は人事部で採用担当をしている。いよいよ就活生への説明とか面接もする。

前の会社でも自分と出会えたからこの会社に決めたって言われた時にこの仕事やっててよかったと思った。新卒で入るって人生で一回しかできない重要な事だから、そこに自分の存在を有難がってもらえると自分の存在を肯定された気分になれる。散々Yさんに依存してたけど内定者達はきっと入社するまで不安だろうなとか思って色々な企画してみんなの不安取り除いたり世話焼いたりしてたな。

きっと、誰かの世話を焼く事で自分の存在価値を認めてほしいと思ってるのかもしれない。

それに生きてて嫌だなとか思ってほしくないから、自分のようになってほしくないから世話焼きたくなるって思っちゃう。

実際はYさんに縋らなければ自分は生きていけなかったけど。転職してからYさんの夢をよく見るようになった。脳って不思議。

Yさんに会いたくて仕方がない。声が聞きたい。きっと泣いちゃうだろうな。

でも次連絡する時には嘘じゃなく頑張ってますって言えるようになりたい。

何回も記事に書いてるけど絶対に幸せになるって決めたから。ちょい前は死にたくて仕方なかった。

死んだらYさんに怒られちゃうし、幸せになったって言いたい。

だからもう無気力な私には戻れない。

戻っちゃいけない。

辛くても優しい先輩だけじゃなくて副部長もいるし年下の話しやすい男の子も私の辛さを理解してくれてる。

だからこの職場でもう少し頑張ってみよう。

本当に辛くなって死にたくなったら辞めればいい。死ぬより全然いい。

大丈夫、Yさんも前の会社の上司も後輩も先輩も友人たちも主治医もカウンセラーもnoteのフォローしてくれている人たちもいる。

死にたい時に支えてくれた人たちの為にも、死んじゃいけない。

一歩ずつ頑張ろう。

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