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パリの3大蚤の市 クリニャンクール、ヴァンヴ、モントルイユ

Bonjour!
みかんです🍊

パリ観光で意外に困ってしまうのが、
日曜日の過ごし方!
日本では観光地は日曜営業が当たり前ですが、
パリのほとんどの場所が
日曜日は休業。

さすがバカンスの国だけあって、
みなさんお休みはお休みされます。

そんな時の救世主が、蚤の市巡り!
蚤の市に限っては、
週末営業が基本。

朝早く起きて、
近くのブーランジェリーでパンを買ったら、
ぶらりと蚤の市へ
出かけてみてはいかがでしょうか!

今日は、観光客向けから、
ディープな地元っ子向け蚤の市まで、
オススメ!パリの3大蚤の市をご紹介いたします

パリは高級ブランド品だけでなく、
アンティークやビンテージを探すのにも良い街です。

パリ旅行を計画中の方なら、
一度は行きたいと思うのが、蚤の市。

物を大切に長く使う、
パリジャンの感性を感じられる場所です。

蚤の市では、
高価なアンティークを探すこともできますし、
日本のフリーマーケットのように
気軽に手に入るものもたくさんあります。

また、市内の多くのブティックが
日曜日にはお店を閉めるのに対して、
蚤の市は週末に行われることが多いのも
魅力的なポイントです。

パリにはいくつもの蚤の市や
ブロカント市がありますが、
その中から3つの蚤の市をご紹介いたします



1.ヴァンヴの蚤の市(Marché aux puces de Vanves)

ヴァンヴの蚤の市は、
パリの南に位置しています。
比較的安全なエリアにあり、
品物の質も安定しているので、
パリ旅行者には大人気。

メトロ13号線Porte de Vanves駅
2番出口を出てMarché aux puces(蚤の市)と
書かれた案内板に沿って進んでください。

細長い道いっぱいに、
たくさんのお店が出ています。

クレープなど軽食を販売するトラックも出ていますし、
小腹が空いても安心です。
いつもオルガンを弾いているおじいさんも
ヴァンヴの蚤の市の名物のひとつです。

芸術の都パリだけあって、
美術に関する書籍の取り扱いも多く、
絵画や彫刻も販売されており、
芸術に興味のある人にもぜひ訪れていただきたい場所のひとつです。

50年代、60年代から現在まで、
様々なスタイルのお洋服、
ジュエリー、帽子なども見つかります。
ファッションを学んでいる方であれば、
服飾の歴史を学ぶ場所にもなることでしょう。

人気のトムフォードやグッチなど、
ブランドもののサングラスもずらり流れ星
現在では手に入らないデザインのものが
お手頃な価格で販売されていました。

ヴァンヴの蚤の市は、他の蚤の市と違い、
高級ブランドやビンテージの品揃えが豊富でした。

でも、蚤の市では価格交渉は当然。
ぜひ価格交渉にも挑戦してみてくださいね。

ヴァンヴの蚤の市(Marché aux puces de Vanves)
営業時間:毎週土曜、日曜の朝7時から午後2時まで
ウェブサイト:http://pucesdevanves.typepad.com/
住所:Avenue Georges Lafenestre 75014 Paris
交通:メトロ13号線Porte de Vanves駅



2.クリニャンクール/サントオーエンの蚤の市(Marché aux puces de St-Ouen)

次にオススメなのが、
クリニャンクールの蚤の市。

パリではサントオーエンの蚤の市と呼ばれることが多いです。

パリの北に位置しており、
パリ最大級の規模を誇ります。

アンティークの家具やオブジェ、
ヴィンテージのお洋服、
カバンや靴を探している方にオススメ。

ただし注意が必要なのが、治安。
地下鉄4号線Porte de Clignancourt駅から
Marché aux pucesの看板に従って進んで行くのですが、
治安のよくないエリアを通るので注意が必要です。

不用意に高級なファッションや
アクセサリーを身にまとっていらっしゃるのは危険ですので、
身軽な服装をオススメいたします。

クリニャンクールの蚤の市はとても広く、
区画整備されエリアごとに名前がついています。

オススメはドフィンマルシェ(Marché Dauphine)。
まるで大きなコンテナのようなところですが、
非常に活気があり、
別の街にやってきたかのような気分になります。
お店には番号が振られているので、
「さっきのお店のあれをやっぱり買いたいな!」
というときにも便利です。

ランチの時間になると、
お店の人たちが食卓を広げワインを片手に
隣のお店の人と乾杯し、
悠々自適に昼食を摂っているのは、さすがフランス。
自由な雰囲気が漂っています。

蚤の市の魅力はショッピングだけでなく、
パリの人々の生き生きとした姿を
垣間見ることができることでもあります。

ドフィンマルシェを抜けると、
向かいにあるのがヴェルネゾンマルシェ(Marché Vernaison)
モーツアルトのロゴが目印です。

まるで映画のセットのような雰囲気。
古いアンティークの香り。
パリの感性に触れることのできる場所でした。
豪華な家具は持って帰れないけれど、
お土産に良いような
小さな可愛らしい小物もたくさんあります。

残念ながら観光客狙いのスリがいることもあるので、
貴重品はホテルに置いて、
バックパックは体の前に抱えて、
訪ねてみてくださいね。

クリニャンクール/サントオーエンの蚤の市(Marché aux puces de St-ouen)
営業時間:土、日、月、朝7時 - 午後7時30分
住所:142 Rue des Rosiers 75018 Paris
交通:メトロ4号線Porte clignancourt駅



3.モントルイユの蚤の市(Marché aux puces de la porte de Montreuil)

パリ20区に隣接するモントルイユ。
郊外なので治安を不安に思う方もいるかもしれません。

確かに注意は必要ですが、
私たちの経験から言って、
訪れるのを足踏みするほど危険ということはありません。

地下鉄9号線Porte de Montreuil駅で降り、
大きな広場に向かって進んでください。
Avenue du professeur André Lemierreという通りに出ると、
テントが張られた蚤の市が見つかりますよ。

中へ入ってみると、ここは蚤の市なのかと
疑いたくなるかもしれません。
それほど、新しい商品も多く販売されています。

ヴァンヴやクリニャンクールの蚤の市とは違い、
地元の人たちの生活必需品の販売も多く、
蚤の市というよりは、
日本のフリーマーケットに近いとも言えるでしょう。

そのため、観光客も比較的少なく、
よりディープな雰囲気を楽しめます。

モントルイの蚤の市では、
家の倉庫から出してきたような年代ものの家具や、
生活雑貨が多く揃います。

カジュアルなフランスらしい雑貨を
お安く手に入れたい場合に、特にオススメです。

さらに蚤の市の奥へと入って行くと、
美しい食器や、家具、オブジェなど、
より高価なものが見つかります。

モントルイの蚤の市は、
地元の人の多い蚤の市です。
観光客の多いヴァンヴの蚤の市では、
写真も自由に撮れる雰囲気ですが、
モントルイの蚤の市では、
撮影する際には事前に聞いてみる方がよいかと思います。

モントルイの蚤の市(Marché aux puces de la porte de Montreuil)
営業時間:月、土、日午前7時 - 午後7時30分
住所:Avenue du Professeur André Lemierre 75020 Paris
交通:メトロ9号線Porte de Montreuil駅


みかんnote🍊

古いものが多いので、購入前にしっかり状態を確認してください。
お買い物だけでなく、ぶらりと散歩をしたり、博物館を巡るような気分でも楽しめます。
基本的に現金払いのお店が多いのでご注意ください。
初めは価格を高めに言われることもあるので、値切り交渉をしてみてください。ジェスチャーでも伝わりますよ。



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