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年末年始の波に乗れない

年末年始のこの独特な雰囲気が苦手。
昔からそうだった。
嫌いというわけではないので
年末年始が好きな人も気を悪くしないでほしい。
自分が好きなものを否定されるのは
私は好きではない。

良くも悪くも、
年末年始は
ひとそれぞれの優先順位が
過ごし方にあらわれる気がしている。
明日が地球最後の日、
と言われたときのそれと近い気がする。

私は去年1人で年を越し、
今年もその予定。
11月30日が12月1日になったのと同じように
12月31日が1月1日になる予定。
なるべくいつも通りの日常を過ごす。
1月も1週間くらい経てば日常が戻ってくるので
それを静かに待つ。
いつもそんな感じ。

だからきっと私は地球最後の日も
なるべくいつも通りに過ごすことを願うだろう。
大切な人たちと過ごしたい気持ちもあるが
その人たちにだって大切なものがある。
過ごしたい人がいる。やりたいことがある。
きっとその優先順位のいちばん高いところに
自分が来ることなんてないのだろうし
もしそうなっても背負いきれないし
それを願うことは決して越えてはいけない線を越える感じがしている。
ものすごくネガティブに捉えているわけでもなく
それを実際のサイズとしてただここに感じている。

季節の行事や人生の節目を大切にすることは
日々を彩る上で重要だと思うけれど
年末年始の特別感だけは
どうもついていけない。
いや、おそらく、
家族を大切にする人たち、
したい人たちに対する
羨ましさと切なさなんだろうなと思う。
本当は取り残されたくない。
私はいつだって、
取り残されることを恐れている。
悲しいけれど
ちゃんとその感情を味わおうと思う。


あんまり暗い記事は書かないように
と思っていたけれど
いまここにある気持ちを残しておきたいと思った。
悲しい歌も好きだし。

思い通りにいかないこともたくさん。
葛藤することもたくさん。
ありがたいこともたくさん。
乗り越えたはずなのに、
同じような苦しみもたくさん。

大丈夫、それでもきっと、ちゃんと進んでる。
そう信じてみるしかないのかなぁ。

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