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コロナザオラルとかいうもの

自粛生活をはじめて、早1ヶ月半まもなく2ヶ月経とうとしている。
こんにちは。このnoteをふらーっと読もうとしてくれた方。

体調はいかがですか、気持ちは沈んでいませんか。


自分は大丈夫でも、近くの人、遠く離れた人を心配している方。
今まさにウイルスだけじゃなく色々なものと戦っている方。
頑張ってどうにか事態が好転できるように、動いている方。
すこし、お疲れでお休みになっている方。
何かしなくちゃなぁと思っているけど、ソファーの上、布団の中にいる方。


かくいう私はジャンルをつけるならば、
「ひとり暮らし、彼氏なし、自宅勤務、アラサー女」であります。
一月半という長期間ということと、
もともとの性分の飽きぽっさと、怠けものさが相まって
わたしは頑張っては飽きて、また頑張っては飽きてを繰り返しています。


しかしながら、こんな状況下だからこそ
新しいコンテンツがどんどん出てくる。
少し波に遅れ始めている気がする。これはやばい。
時間があるのに、置いていかれる。これはいけない。

だからといって、リモート映画は苦手で
ああ。激しく感情と肉体をぶつけ合う密度の高いものがみたい…
と、ないものねだりをしています。




前置きが長すぎますが、
本日久しぶりのnoteのタイトルは

「コロナザオラルとかいうもの」

です。読んでいただけている層がわからないので、
ザオラルってなんぞやというのをピクシブから引っ張っておきます。​

ちなみに私はFFやってないけど、ドラクエはやっている人間です。
コロナの混乱に乗じて、元恋人・失恋した人に
「元気してる?コロナ大丈夫?」と連絡することで
一度は途絶えた縁が復活するかもしれないし、しないかもしれない。
ということらしい。


Twitterは近年無法地帯と化していて、
面白いのでよく開いているんだけど、
キーワード コロナザオラルで検索すると

やれ「元カレからコロナザオラル来たんだけどwwウケるwww」だの
「まじうざい。」だの、血気盛んな強めなギャルたちが湧いてくる。


正直に言おう。

コロナザオラル。羨ましいです。

たとえそこに下心があったとしても、一応は安否を気遣い、
記憶の中にかすめたからあなたに連絡をしてきたということでしょう。

ああ、嘆かわしや、
私の過去の恋人たちは私の安否なんて知ったこっちゃないのです。
それを如実に喉元に突きつけられている感じがするのです。


これが、私自身が家族と暮らしていたり、
彼氏がいるなら話は別なのかもしれない。
なにせこちらは、人との触れ合い(面と向かい合ってのおしゃべりすら)は
皆無なのだから。人との接触8割減どころじゃないわよ。
褒めてほしいけど、褒められたくない。

その、元気?
の一言ですら嬉しいのです。
記憶の端にいることがわかるから。承認欲求ですね。


また、それを素直に送れる方も羨ましい。
そこに下心があったとしても。

「返事来なけりゃそれまでだ。えいや!」と送る人
「自分が寂しいから、暇つぶし」として沢山の人に送る人
「過去の関係に戻りたくない・戻れないけど、心配」と送る人
色々だと思う。

私は、過去の恋人たち(あまり良い別れ方していないけど)・好きだった人
の安否を地味に心配している。
でもそれ以上に、「あ〜ザオラルね。はいはい」で済まされてしまう、
やるせなさが怖い。ささやかな下心を認めるのが怖いのか?私。

そして、返事が来なかったときの、
”お前、俺の人生にもう必要ないから絡んでくるな”感
が死ぬほど怖い。いや、そんなことで死なんけど。
でも引きずるだろうな、なんで送ってしまったのだろうと一日中考えるんだろうな。
ああ、なんとプライドの高い女だろうか。


女友達ならそうはならないのに。

「元気?環境とか体調とか気持ちとか、大丈夫?えっ、わたし?私は少し寂しさに慣れてきたけど、やっぱり寂しいね」と、こんなに素直に言えるというのに。

家族にだって素直に言える。
過去の恋人たちや、好きだった人には言えないのだ。
モヤッとしたものを、ザラッとした心臓にまとっているような感覚。
そして、コロナザオラルが羨ましいなんて、女友達にも家族にも言えない。
だからここに描き散らかした。



コロナが落ち着いたら、
一緒に御飯をたべて、くだらないテレビをみたり、
音楽に合わせて踊り、アルコールで酔っぱらい、
夜のベランダでほんのたまに泥酔しながらタバコを吸える相手がほしい。

そういう人に絶対出会ってやると、自粛開始当初に思っていたけれど、
まずは自分のひねくれたプライドと向き合う必要があるみたいです。



Age Factory の「君、想ふ頃」という曲が
心のかゆいかさぶたのようで好きなんだけど、
youtubuにない…ご興味あればサブスクもし入っていれば
聴いてくださいまし。

代わりに、10-FEETがカバーした
サンボマスター「さよならベイビー」を載せときます。
サザンじゃないよ。加藤のミリヤさんのほうじゃないよ。




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