ゆとりっ娘たちの人生観

1ヶ月くらい前からはまっているPodcastがある。
それは「ゆとりっ娘たちのたわごと」

スタバで聞こえるOLの会話を盗み聞きできるというテーマ？のポッドキャストである。
1人でカフェに行ったとき、よく近くの席の会話を盗み聞きすることがある私はシーズン2の1話を初めて聞いた時にすぐはまった。

2人の雑談だけでなく、ゲームやゆとたわ対戦など、おもしろくて斬新な企画もあるので聞いていて飽きない。
初めてゆとたわ対戦なるものを聞いたのは、シーズン2の中の第5次ゆとたわ対戦であった。この対戦がどういうものなのかわからず、とりあえず聞いていると、ソーサーさん（リスナー）たちのおたよりをつなげてストーリーをつくるという、ほんとにわけのわからないものだった。わけがわからないけど、おもしろすぎるのだ。通学中に聞いていた私は、外なので声を出して笑いたいのを堪えた結果、顔の筋肉に意識を向け、笑うでも真顔でもない複雑な表情をして歩いたのを覚えている。

ある時は、いつも通りおもしろく、近くに誰もいなかったので我慢せず微笑みながら歩いていると、前からきた通行人に笑顔で挨拶された。きっとこのポッドキャストのおかげてフレンドリーな人に思われたに違いない。ありがとう、ほのかさん、かりんさん。

とまぁ、このポッドキャストは耳が寂しい時に聞くのにちょうどいい内容のゆるさで毎日何話も聞いている。今は最新話も聞きながら、シーズン1も全部聞いて追いつこうとしているところだ。

最新話「動いてみないとコントは始まらない」
この回はドラマ「コントが始まる」の感想回がメインなのだが、感想だけにとどまらず2人の仕事や物事に対する考えというか人生観のようなものが語られていた。
この回に私はほんとうに感動した。
特にこのかりんさんとほのかさんの言葉。
「結局誰かの言葉で後押しされるくらいなら無理な話で、自分たちで本気でやりたいという気持ちがないと続けられないんだなって思うんだよね」
「誰も責任取ってくれない」
「動いてみないとわからない」
「夢が叶った後も人生は続いていく」
「自分の目の前の言葉に没頭するしかない」
「一瞬一瞬の打ち込みによって、最終的に長期戦で人生を楽しめる」
これを聞いた時、そうなの！ほんとに！これなの！！と強く思った。

以前、友達から将来についての相談をされた時、話をたくさん聞いたり、励ましたり、ということはできたけど、何かすごくもやっとした気分が残っていた。もっと何か違うことが言えたかもな〜とか、友達にとって必要なことはもっと何か違うことだったかもな〜とか、後からずっと考えていた。
その時、この言葉を聞いて、はっとした。
そう、私が言いたかったのはこのことなの！このもやっとした気持ちをかりんさんが言葉で具現化してくれた。
何かをしようとすると、絶対大なり小なりの壁は現れ、それを越えれるかどうかは自分の覚悟次第なんだよなと…
覚悟がどれだけ強いかで、乗り越えた後の達成感の感じ方も違うだろうし、失敗したとしても後悔の度合いが違うだろう。

これはどの分野や年代においても言えること。たぶんわかっていることではあったけど、改めて自覚した。この回はすごく考えさせられたから、ぜひみんなにも聞いてみてほしい。
この回を聞いて、さらにかりんさんやほのかさんに会ってみたいなという気持ちが倍増した。
どんどん聞くうちに、2人のゆるい中にある芯のある考え方が魅力的だし、実際会ったら仲良くなれそう〜と勝手に密かに思っている。
いつか会えますように…